河回村
座標: 北緯36度32分17秒 東経128度31分14秒 / 北緯36.53806度 東経128.52056度
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河回村の伝統家屋 | |||
| 英名 | Historic Villages of Korea: Hahoe and Yangdong | ||
| 仏名 | Villages historiques de Corée : Hahoe et Yangdong | ||
| 登録区分 | 文化遺産 | ||
| 登録基準 | (3), (4) | ||
| 登録年 | 2010年 | ||
| 公式サイト | 世界遺産センター | ||
| 使用方法・表示 | |||
| 河回村 | |
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| 各種表記 | |
| ハングル: | 하회마을 |
| 漢字: | 河回마을 |
| 発音: | ハフェマウル |
| ローマ字: | Hahoe Ma-eul |
河回村(ハフェマウル、韓: 하회마을)は、大韓民国慶尚北道安東市にある集落。農村における両班の伝統的な家屋が保存されている。村全体が韓国の重要民俗文化財第122号に指定されているのをはじめ、多くの有形・無形文化財を擁する。河回村は2010年7月31日、慶州市の良洞村とともにユネスコの世界遺産に登録されている。
概要
[編集]大韓民国慶尚北道安東市にある集落であり、集落の東側は太白山脈の花山に面し、残り三方は洛東江に囲まれる[1] 。16世紀に豊山柳氏の一族によって開かれた集落であり、その同族集落として存続してきた[1]。著名な出身者として、朝鮮王朝中期の儒学者・政治家である柳雲龍・柳成龍兄弟がいる[1]。柳氏より以前には、許氏・安氏の一族が定住していたとされる[1]。
李氏朝鮮時代の両班を中心とした集落形態を残しており、集落北部の豊山柳氏宗家の屋敷である養真堂、南部の忠孝堂は両班家屋の典型例とされる[1]。また、集落の郊外には柳氏の使用人や農民が暮らした藁葺きの家屋が残る[1]。集落内の家屋を含め、多くの文化財を有しており、1984年に村全体が重要民俗文化財第122号に指定された[1]。2010年には慶州市の良洞村とともに「韓国の歴史村」としてユネスコの世界文化遺産に登録される[1]。
両班文化のほか、柳氏の定着以前の12世紀頃から庶民の間で演じられてきた仮面劇(タルチュム)があり、1980年に河回別神グッタルノリとして重要無形文化財の指定を受けている[2][3]。
登録基準
[編集]この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。
- (3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
- (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
ギャラリー
[編集]- 村の眺め
- 伝統家屋
- 伝統家屋
- 甕
- 仮面
出身者
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 中村和代「村の「民俗」から国家のシンボルへ 韓国河回別神グッタルノリのナショナル・ブランド化過程」『日本民俗学』第261号、日本民俗学会、34-63頁、2010年。CRID 1520009409343689344。
- 朴賛弼『韓屋と伝統集落 韓国の暮らしの原風景』法政大学出版局、2022年。ISBN 978-4-588-78614-3。
- 「歴史探訪韓国の文化遺産」編集委員会 編『歴史探訪 韓国の文化遺産 下』山川出版社、2016年。ISBN 978-4-634-15088-1。