池田善長
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池田 善長(いけだ よしなが、1909年(明治42年)8月 - 1982年(昭和57年)1月25日)は、日本の農業経済学者。専門は、農業経済学・開発政策。学位は、経済学博士(北海道大学)・農学博士(北海道帝国大学)。北海学園大学名誉教授。父は内務官僚や県知事を務めた池田宏。恩師は高岡熊雄。弟子に小田清、ゼミ出身者に森本正夫がいる。
来歴
[編集]三重県出身。1927年(昭和2年)横浜一中卒業。1934年(昭和9年)北海道帝国大学農学部農業経済学科卒業。同農学部助手。東亜研究所研究員や、北海道庁経済部勤務を経て、1947年(昭和22年)経済安定本部経済調査官。1950年(昭和25年)経済調査庁査察部課長。1952年(昭和27年)北海学園大学経済学部教授。1956年(昭和31年)学校法人北海学園評議員。1957年(昭和32年)北海学園大学開発研究所主任教授(副所長待遇)。1959年(昭和34年)同学生部長。1964年(昭和39年)開発政策研究のため渡米。学校法人北海学園評議員。1968年(昭和43年)北海学園大学開発研究所所長。1968年(昭和43年)学校法人北海学園理事。1979年(昭和54年)北海学園大学定年退職。北海学園大学名誉教授[1]。墓所は多磨霊園。
学位論文
[編集]- 1947年 農学博士(北海道大学)。学位論文の題は「本邦農村に於ける労働力移動、特に出稼事象に関する研究」。「Category:農学博士取得者」を参照
- 1971年 経済学博士(北海道大学)。学位論文の題は「地域開発政策に関する研究」[2]。「Category:経済学博士取得者」を参照
著書
[編集]- 『農業政策の基調に就て』(農業と經濟社, 1934年)
- 『農村社會學研究』(刀江書院, 1938年)
- 『ソ聯農業の研究』(東兆書院, 1943年)
- 『開發政策要論』(川崎書店, 1954年)
- 『地域開発政策』(鹿島研究所出版会, 1971年)
- 『地域開発の政策原理』(大明堂, 1977年)
脚注
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