武石彰夫
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武石 彰夫(たけいし あきお、1929年3月31日[1]-2011年 )は、日本の仏教文学の研究者。元高知大学教授・仏教文化研究所所長。
略歴
[編集]東京市(現文京区)生まれ。1958年法政大学文学部日本文学科卒業。1971年『仏教歌謡の研究』で國學院大學より文学博士。大東文化大学助教授、高知大学教授、千葉大学講師、東洋大学講師、同大学院講師、朝日大学教授[2]、聖徳大学教授などを経て、仏教文化研究所所長。『平家物語』『徒然草』などを講義した。また大学受験ラジオ講座の講師も勤めた。
著書
[編集]- 『歌謡文学史』(研文社、1966年)
- 『仏教歌謡の研究』桜楓社 1969年)
- 『徒然草の仏教圏』(桜楓社、1971年)
- 『仏教歌謡』(塙書房、1973年)
- 『仏教文学論考』(白帝社、1974年)
- 『仏教文学の周辺』(大東文化大学附属東洋研究所、1977年)
- 『古典評論 - 問題研究』(三省堂、1978年)
- 『愛と信仰の世界』(佼成出版社、1981年)
- 『和讃 - 仏教のポエジー』(法蔵館、1986年)
- 『現代文の攻略法7則』(三省堂、1987年)
- 『仏教文学の魅力』(佼成出版社、1989年)
- 『精選仏教讃歌集』(佼成出版社、2004年)
共著・編著
[編集]- 『中世文学研究』(双文社出版、1997年)、編者代表
- 『仏教文学を読む事典』(佼成出版社、2011年)
校訂書
[編集]- 『閑吟集歌句索引』(私家版、1962年)
- 『歌謡文学』(白帝社、1970年)
- 『仏教歌謡集成 正・続』(大東文化大学附属東洋研究所、1976-77年)
- 『仏教和讃御詠歌全集』(国書刊行会(全3巻)、1985年)
- 『三帖和讃絵鈔』(古典文庫、1992年)
共編
[編集]- 『中世仏教歌謡集』(新間進一との共編、古典文庫、1969年)
- 『近世仏教歌謡集』(上・中、新間進一との共編、古典文庫、1971-74年)、下は未刊
- 『徒然草注釈・論考』(小林智昭・菊地良一との共編、双文社出版、1975年)
- 『仏教文学辞典』(菅沼晃との共編、東京堂出版、1980年)
訳注
[編集]- 『今昔物語集 本朝世俗部 現代語訳対照』(旺文社文庫(全4巻)、1984-86年)
- 『今昔物語集 本朝世俗部』(旺文社対訳古典シリーズ(全4巻)、1988年)
- 『今昔物語集 本朝世俗篇 全現代語訳』(講談社学術文庫(上・下)、2016年)
- 『新日本古典文学大系56 梁塵秘抄 閑吟集 狂言歌謡』(小林芳規、土井洋一、真鍋昌弘、橋本朝生共編、岩波書店、1993年)
解説
[編集]- 『宴曲集成』1-5(古典文庫、1972年)