武田弘

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武田 弘(たけだ ひろし、1934年昭和9年)9月12日 - )は、日本の地球科学者。専門は鉱物学結晶学を基礎とした、固体地球惑星物質科学東京大学名誉教授

業績[編集]

太陽系の始原的物質が部分溶融と分化を繰り返し,分化した小惑星のような小天体を経て地球に至る「固体惑星物質進化」という新概念を提唱し,それを発展させてきた。なお,鉱物学への寄与により,岡山県高梁市の布賀鉱山から発見された新鉱物が,武田石(Takedaite, Ca3B2O6)と命名されている。また2001年には、小惑星(4965)Takedaにも名前が付けられている。

略歴[編集]

  • 1957年 岡山大学理学部化学科卒業。
  • 1962年 東京大学大学院数物系研究科博士課程修了、理学博士。「X-ray study of zinkenite : a new approach to the solution of the structures of complex sulphides(ジンケナイトのX線による研究 : 硫塩鉱物の構造解析に対する新しい試み)」。東京大学理学部助手。
  • 1970年 東京大学理学部講師
  • 1974年 東京大学理学部助教授。
  • 1984年 東京大学理学部教授
  • 1995年 東京大学退官・名誉教授。
  • 1999-2000年 琉球大学理学部教授。
  • 2004-2006年 千葉工業大学付属総合研究所教授。

受賞歴[編集]

主な著書[編集]

  • 武田弘「惑星の物質科学」UPアース・サイエンス、東京大学出版会、1982年。
  • 武田弘「失われた原子惑星-太陽系形成期のドラマ」(中公新書)、中央公論社、1991年。ISBN-13: 978-4121010056
  • 武田弘「固体惑星物質進化」、現代図書、2009年。ISBN-13: 978-4862990068

関連リンク(出典)[編集]