榎本幹朗

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榎本幹朗
誕生 榎本 幹朗
(えのもと みきろう)
(1974-05-03) 1974年5月3日(49歳)
日本の旗 日本東京都
職業 作家
コンサルタント
京都精華大学非常勤講師
国籍 日本の旗 日本
活動期間 2012年 -
ウィキポータル 文学
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榎本 幹朗(えのもと みきろう、1974年5月3日 - )は日本の作家音楽配信の専門家。

Musicman NETで、2012年より長編ドキュメンタリー小説『未来は音楽を連れてくる』を連載[1]・刊行[2]SpotifyPandora Radioドキュメンタリーインフォグラフィックの技法を使って詳細に描き[3]、日本の音楽シーンに新しいビジネスモデル、アクセスモデルを紹介することになった[4]

音楽の産業史に精通し、ラジオの登場でアメリカのレコード産業売上が25分の1になった歴史とインターネット登場時の類似点[5]や、ソニーが世界の音楽産業に与えた歴史的影響[6][7]を紹介し、反響を得た。音楽配信、音楽メディア、オーディオの各社を顧客に持つコンサルタントとしても活動している[8]

経歴[編集]

東京都港区生まれ。栄光学園高校上智大学英文科出身。在学中から映像、音楽、ウェブ制作の仕事を始める。

2000年、スペースシャワーネットワークの子会社ビートリップに入社し、放送とウェブにライブ配信する音楽番組の編成・制作ディレクターに。ストリーミングの専門家となる。

2003年、ぴあに入社。同社モバイル・メディア事業の運営を経て現在は独立。

2017年まで京都精華大学非常勤講師[9]内閣府知的財産戦略本部音楽産業の国際展開に関するタスクフォース第三回「ネット配信への対応、海外展開に向けた具体的な対応策」(2014年3月24日)のヒアリングを担当。

東京都、自由が丘在住[8]

書籍[編集]

  • 『音楽が未来を連れてくる 時代を創った音楽ビジネス百年の革新者たち』DU BOOKS、2021年 ISBN 978-4-86647-134-1
  • 『THE NEXT BIG THING スティーブ・ジョブズと日本の環太平洋創作戦記』DU BOOKS、2022年 ISBN 978-4-86647-176-1

脚注[編集]

  1. ^ Music-man NET 特別連載『未来は音楽を連れてくる』[1]
  2. ^ エムオン出版『IT、Web業界をはじめ大きな反響を呼んだ連載がついに電子書籍化』[2]
  3. ^ Musicman-NET特別連載企画『未来は音楽が連れてくる』[3]
  4. ^ 週刊ダイヤモンドオンライン『「誰もやらないからやった」“御用”な音楽メディア業界で「ミュージックマン」が築き上げた独自の存在感』[4]
  5. ^ Music-man NET ラジオの登場で売上25分の1になったレコード産業、イノヴェーションを重ね復活[5]
  6. ^ Music-man NET 『日本が世界の音楽産業にもたらしたもの』[6]
  7. ^ Music-man NET 『続・日本が世界の音楽産業にもたらしたもの』[7]
  8. ^ a b [8] Musicman-NET 2014年10月31日
  9. ^ [9]DU BOOKS 2021年1月12日

外部リンク[編集]