松本恒雄
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松本 恒雄(まつもと つねお、1952年 - )は、日本の法学者。一橋大学名誉教授。京都市出身。
消費者法の第一人者と評され(後述)、日本消費者法学会初代理事長・内閣府消費者委員会初代委員長・国民生活センター理事長等を歴任した。
経歴
[編集]伝記の記載を年譜形式のみとすることは推奨されていません。 |
- 1970年3月 京都府立桂高等学校卒業
- 1974年3月 京都大学法学部卒業
- 1977年
- 3月 同大学院法学研究科博士課程中退
- 4月 同法学部助手
- 1979年4月 広島大学法学部助教授
- 1987年4月 大阪市立大学法学部助教授
- 1991年4月 一橋大学法学部教授
- 1999年4月 同大学院法学研究科教授
- 2002年4月 同評議員(2004年3月まで)
- 2009年4月 同法科大学院長(2011年3月まで)
- 2013年
- 7月 一橋大学退官
- 8月 同名誉教授、独立行政法人国民生活センター理事長
職務
[編集]- 1998年~2013年 カンボジア法制度整備民法作業部会委員
- 2001年~2010年 旧司法試験第二次試験考査委員
- 2005年~2007年 経済産業省消費経済審議会長
- 2008年~2011年 中国人民大学招聘教授
- 2008年~2009年 日本消費者法学会初代理事長
- 2009年~2010年 東北大学大学院法学研究科客員教授
- 2009年~2011年 内閣府消費者委員会初代委員長
- 2017年度 司法試験考査委員
専門領域は民法・消費者法・消費者契約法・IT関連法など[1]。
指導教官は北川善太郎。日本人としては最初の北川善太郎の弟子である[2]。
評価
[編集]法務省や朝日新聞、毎日新聞、明治学院大学では、消費者法研究の第一人者と評している[3][4][5][6]。
受賞歴
[編集]指導学生
[編集]指導学生に細川幸一(日本女子大学教授)[9]、羽生香織(上智大学教授)などがいる[10]。
主要著作
[編集]- 『民法Ⅳ 債権各論』(共著、有斐閣、1991年初版/2011年第3版補訂)
- 『民法入門・総則』(共著、有斐閣、1995年初版/2008年第4版)
- 『企業間動産取引』(共編、三省堂、1998年)
- 『消費者取引契約』(共著、三省堂、1998年)
- 『Q&A消費者契約法解説』(共著、三省堂、2000年)
- 『日本法への招待』(橋本正博,三枝令子,青木人志共編、有斐閣、2004年初版/2014年第3版)
- 『Q&A公益通報者保護法解説』(三省堂、2006年)
- 『Q&A消費者団体訴訟制度』(共著、三省堂、2007年)
- 『判例プラクティス 民法1~3』(共編、信山社出版、2010年)
脚注
[編集]- ^ a b 『民事法の現代的課題』 松本恒雄先生還暦記念』小野秀誠ほか編 商事法務 2012.12 1205-1239頁参照。
- ^ “弁護士の肖像 弁護士 松本恒雄”. 2024年1月12日閲覧。
- ^ 「法学部 消費情報環境法学科 設立10周年記念シンポジウム」明治学院大学2010年
- ^ ひと:松本恒雄さん=日本消費者法学会の初代理事長 毎日新聞 東京朝刊 ニュースセレクト 社説・解説・コラム【ひと】2009年01月11日
- ^ 「第48回ベトナム本邦研修~ベトナム民法改正支援」法務省
- ^ 朝日新聞 2009/09/03 「ひと」
- ^ [1]
- ^ [2]
- ^ 「研究室のプロフィール」
- ^ [3]一橋大学
外部リンク
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