コンテンツにスキップ

村田昴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
村田 昴
基本情報
階級 スーパーバンタム級
身長 171cm
リーチ 177cm
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1996-10-19) 1996年10月19日(29歳)
出身地 和歌山県紀の川市
プロボクシング戦績
総試合数 11
勝ち 10
KO勝ち 10
敗け 1
引き分け 0
テンプレートを表示

村田 昴(むらた すばる、1996年10月19日 - )は、日本のプロボクサー。和歌山県紀の川市出身[1]。帝拳ボクシングジム、KOBE長谷川ボクシングジムに所属していた。元WBOアジア太平洋スーパーバンタム級王者。

来歴

[編集]

最初は空手をやっていたが、小学5年生から真正ボクシングジムでボクシングを始めた[2]。貴志川高校で高校3冠を達成。日本大学卒業後[3][4]、自衛隊体育学校に進んだ。

アマチュア時代

[編集]

2014年4月、ブルガリアのソフィアで行われた世界ユース選手権のライトフライ級(49kg)に出場し、準々決勝で敗れるが、ボックスオフで勝ちユースオリンピックへの出場権を獲得した[5]。

2014年8月、南京ユースオリンピックのライトフライ級(49kg)で銅メダルを獲得[6][7]。

2018年、全日本選手権(バンタム級)を優勝して、優秀選手賞を受賞した[8][9]。

2019年9月11日、ロシアのエカテリンブルクで行われた世界選手権のフェザー級(57kg)に出場し、1回戦で中国の選手に敗れた[10]。

2019年11月23日、東京オリンピック国内最終選考会を兼ねた全日本選手権のフェザー級(57kg)に出場し、準決勝で堤駿斗に敗れ、五輪出場を逃した[11]。

プロ

[編集]

2020年6月、帝拳ジムからプロデビューすることが発表された[12]

2021年6月26日、アメリカラスベガスのヴァージンホテルズ・ラスベガスでケヴェン・モンロイを相手にデビュー戦のスーパーバンタム級4回戦を行い、2回1分42秒TKO勝ちを収めた[13]。長谷川穂積に憧れ[14]、デビュー戦の入場曲は長谷川が使用していたエンヤの『Once You had Gold』を使用した[15]。

2023年7月28日、ラスベガスのパームス・カジノ・リゾートでファン・センテノとスーパーバンタム級6回戦を行う予定だったが、センテノが前日計量でスーパーバンタム級の規定体重を約600g体重超過した上に再計量を拒否したことで計量失格となったため、試合当日正午に当日計量130ポンド(約59.9kg)以下という条件をクリアして試合が行われ、3回終了時にセンテノが棄権をしたためTKO勝ちを収めた[16]。

2024年3月2日、後楽園ホールでフィリピンスーパーバンタム級王者のアレックス・サンティシマ・ジュニアとスーパーバンタム級8回戦を行い、7回1分45秒KO勝ちを収めた[17]。

2024年7月6日、後楽園ホールでWBOアジア太平洋スーパーバンタム級15位のブライアン・ジェームス・ワイルド(フィリピン)とスーパーバンタム級10回戦を行い、6回1分49秒TKO勝ちを収めた[18]。

2024年10月5日、後楽園ホールでWBOアジア太平洋スーパーバンタム級2位ならびに同じく無敗記録を持つ山﨑海斗とWBOアジア太平洋スーパーバンタム級王座決定戦を行い、3回に右フックでダウンを奪い、7回に右フックがカウンターとなりプロ初のダウンを奪われるも、9回に左ストレートと右フックでダウンを奪い、山崎のダメージが深刻と判断したことからレフェリーストップで9回2分46秒TKO勝ちを収め8勝8KOという高記録をマークしたとともにプロ初の王座獲得を果たした[19]。

2025年2月1日、後楽園ホールでWBOアジア太平洋スーパーバンタム級1位のジョセフ・アンボと対戦し、2回1分20秒KO勝ちを収め初防衛に成功した

2025年5月7日、同年5月20日に後楽園ホールで行われる元IBF世界スーパーバンタム級王者の小國以載との試合について小國が同年4月10日の試合に勝利しWBOアジア太平洋スーパーバンタム級8位にランクインしWBOアジア太平洋ランカー復帰を果たしたことに伴い同日付でノンタイトル戦からWBOアジア太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチに変更された[20]。

2025年5月20日、後楽園ホールでWBOアジア太平洋スーパーバンタム級8位および元IBFスーパーバンタム級王者の小國以載と対戦し、6回1分42秒TKO勝ちを収め2度目の防衛に成功した[21]。

2026年2月7日、後楽園ホールでWBOアジア太平洋スーパーバンタム級11位のガブリエル・サンティシマと対戦するも、6回にダウンを奪われた上に手数で圧倒され、プロ初黒星となる10回0-3(93-96×2、92-97)の判定負けを喫し3度目の防衛に失敗、王座から陥落した[22]。

2026年3月17日、自身のSNSで同年3月5日からKOBE長谷川ボクシングジムに移籍したことを発表した。2024年6月にプロ加盟したKOBE長谷川ジムにとって、村田はジムでのプロ第1号選手となる。

2026年8月22日、神戸市立中央体育館でKOBE長谷川ジム移籍初戦としてジェイソン・ファクラリンとスーパーバンタム級10回戦を行い再起を目指す予定だったが、村田が練習中に肋骨を負傷したため中止となった。

2026年8月24日、同日付で村田は試合を行うことなくKOBE長谷川ボクシングジムを離脱した。

戦績

[編集]
  • アマチュア - 80戦68勝12敗
  • プロ - 11戦10勝(10KO)1敗
戦 日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
12021年6月26日☆2R 1:42TKOケヴェン・モンロイアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国プロデビュー戦
22022年6月13日☆4RTKOジョン・マーク・ティフフィリピンの旗 フィリピン
32022年10月1日☆2R 2:45KOマルビロ・アバリェフィリピンの旗 フィリピン
42023年3月25日☆1R 1:47TKOホセ・ネグレテアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
52023年7月28日☆3RTKOフアン・センテノニカラグアの旗 ニカラグア
62024年3月2日☆7R 1:45KOアレックス・サンティシマ・ジュニアフィリピンの旗 フィリピン
72024年7月6日☆6R 1:49TKOブライアン・ジェームス・ワイルドフィリピンの旗 フィリピン
82024年10月5日☆9R 2:46TKO山﨑海斗(六島)日本の旗 日本WBOアジア太平洋スーパーバンタム級王座決定戦
92025年2月1日☆2R 1:20KOジョセフ・アンボフィリピンの旗 フィリピンWBOアジア太平洋防衛1
102025年5月20日☆6R 1:42TKO小國以載(角海老)日本の旗 日本WBOアジア太平洋防衛2
112026年2月7日★10R判定
0-3
ガブリエル・サンティシマフィリピンの旗 フィリピンWBOアジア太平洋陥落
テンプレート

獲得タイトル

[編集]
アマチュア
プロ

脚注

[編集]
  1. ↑ ボクシング世界戦に挑む 貴志川高の村田君 わかやま新報 2014年4月7日
  2. ↑ 村田昴は全てを持ってる男…ボクシング東京五輪代表候補は長谷川氏をボッコボコに? デイリースポーツ 2019年6月14日
  3. ↑ 第71回全日本大学ボクシング王座決定戦 日大が芦屋大を破り4連覇 産経ニュース 2017年12月11日
  4. ↑ 平成30年 第71回関東大学リーグ戦(対 東洋大学)について(報告) 日本大学ボクシング部ブログ 2018年7月15日
  5. ↑ “アマ ユース世界選手権で保坂と鈴木が銅獲得”. ボクシングニュース (2014年4月25日). 2023年4月9日閲覧。
  6. ↑ 鈴木稔弘が銀、村田昴は銅獲得 南京のユース五輪 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年8月27日
  7. ↑ ボクシング村田が銅 南京ユース五輪、女子やり投げ森も3位 日本経済新聞 2014年8月25日
  8. ↑ 最優秀にミドル級の森脇唯人 アマ全日本選手権 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年11月18日
  9. ↑ 本学科の学生が全日本ボクシング選手権大会で優勝しました! 日本大学文理学部体育学科 2019年1月17日
  10. ↑ “ボクシング村田昴1回戦で敗れる”. 共同通信 (2019年9月11日). 2023年4月9日閲覧。
  11. ↑ “五輪出場のキップかけ、あす全日本選手権決勝 注目の57キロ級は堤駿斗と藤田健児が激突”. ボクシングニュース (2019年11月23日). 2023年4月9日閲覧。
  12. ↑ 全日本王者の藤田健児&村田昴がプロ入り発表 アマ出身ホープ4選手 帝拳から世界目指す Boxing News(ボクシングニュース) 2020年6月6日
  13. ↑ ホープ村田昴 ラスベガスデビュー戦TKO勝ち 前ミドル級王者ブラントは完敗 Boxing News(ボクシングニュース)2021年6月27日
  14. ↑ “村田昴は全てを持ってる男…ボクシング東京五輪代表候補は長谷川氏をボッコボコに?”. デイリースポーツ (2019年6月14日). 2019年11月21日閲覧。
  15. ↑ “ボクシング アマ4冠・村田昴 デビュー戦2回TKO 師と仰ぐ長谷川穂積氏の入場曲で登場”. デイリースポーツ (2021年6月27日). 2021年6月30日閲覧。
  16. ↑ “ボクシングのホープ・村田昴がフアン・センテノに3回終了TKO勝ち”. スポーツ報知 (2023年7月29日). 2023年12月22日閲覧。
  17. ↑ ホープ高見亨介が快勝 敗れた43歳の元王者、堀川謙一は引退 村田昴は無傷の6連続KOマーク Boxing News(ボクシングニュース) 2024年3月2日
  18. ↑ L・フライ級元3冠王者 岩田翔吉が世界再挑戦に前進 村田昴7連続KO勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2024年7月6日
  19. ↑ 村田昴がプロ初の王座に 山崎海斗とダウン応酬、9回TKOで激闘制す Boxing News(ボクシングニュース) 2024年10月5日
  20. ↑ 【ボクシング】20日の村田昴―小國以載戦がWBOアジアパシフィック・タイトル戦に変更 中日スポーツ 2025年5月7日
  21. ↑ 村田昴、小國以載を6回TKO S・バンタム級新旧対決にホールわく Boxing News(ボクシングニュース) 2025年5月20日
  22. ↑ 村田昴陥落 サンティシマにダウン食い0-3判定 Boxing News(ボクシングニュース) 2026年2月7日

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]