従妹ベット

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初版『従妹べット』の題名ページ

従妹ベット』(いとこベット、英:La Cousine Bette)はフランスの作家オノレ・ド・バルザックによる1848年の小説で、彼の作品群『人間喜劇』に入っている[1]。後に映画化もされた。

概要[編集]

フランスの作家オノレ・ド・バルザックによる1848年の小説『従妹ベット』は19世紀中庸のパリを背景に、未婚の中年女性ベットがヴァレリーと示し合せて、周りを破滅に導くさまを描いている。[2]

無声映画『従妹ベット』[編集]

1928年、フランス無声映画『従妹ベット』が作られている。

英米合作映画[編集]

1998年のイギリスアメリカ合衆国の合作映画従妹ベット』(いとこベット、英:Cousin Bette)は、上のオノレ・ド・バルザックの作品群『人間喜劇』にある『従妹ベット』を基にしている。

アメリカでは1998年4月12日、日本では1998年10月31日公開された。ビデオ化の際、「復讐の甘い罠」というサブタイトルがついた。

あらすじ[編集]

1846年、バーレスクの衣装係であるベットは名門ヒューロット家の一員でありながらも、陰気な性格故笑いものにされていた。当主ヘクターの妻で、ベットの従姉であるアドリーヌが死に、ベットは後妻の座につけると期待したが、ヘクターは娘であるホルテンスの世話を言いつける。ホルテンスがベットの恋人ウェンセスラスを横取りしたため、頭に来たベットはヘクターの元愛人である歌手ジェニーにウェンセスラスを誘惑してもらう。その結果、ヒューロット家の財政状況はさらに悪化し、ヘクターはショックのあまり立ち直れなくなる。怒ったホルテンスはジェニーを殺そうとするが、誤ってウェンセスラスを殺してしまい、投獄される。

キャスト[編集]

※括弧内は日本語吹替

評価[編集]

Rotten Tomatoesでは22件のレビューに基づいて41%の評価。『ニューヨーク・タイムズ』のスティーブン・ホールデンは、ジェシカ・ラングの演技について「急いでいて、詰め込み過ぎできめ細やかでない」と評している[3]

脚注[編集]

外部リンク[編集]