ウジェニー・グランデ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
『ウジェニー・グランデ』(1897年版)の挿絵

ウジェニー・グランデ』あるいは『ユジェニー・グランデ』(フランス語: Eugénie Grandet[1]は、フランスの作家オノレ・ド・バルザックが1833年に発表した長編小説で、彼の作品群『人間喜劇』に含まれている。田舎町ソミュールを舞台に、グランデ老人の偏執的な吝嗇ぶりと、その一人娘ウージェニーの純愛とが描かれる[1]。「Eu」の音写としては「ウ」よりも「ユ」の方が近いが、日本語書名として「ウ」としているものが多い。

あらすじ[編集]

ウジェニーの父親フェリックスはもと桶屋で、一年内に彼の義理の母親、義理の祖父、祖母から遺産を相続して、それを投資して事業に成功している。大変な吝嗇家で、きたない家に妻、娘、手伝いと一緒に住んでいる。

彼の銀行のデ・グラサンは息子のアドルフにウジェニーが嫁いでくれることを望んでいる。ウジェニーは破産してパリから来た従弟のシャルルに愛情を覚え、一旗揚げるためにインドへ旅立つ彼にに大金を贈る。それを発見した父親フェリックスは過酷な罰を強いて、それを見た母親は心痛で病死してしまう。

ウジェニーはインドから帰ったシャルルにも裏切られて、クリュショ・デ・ボンフォン裁判長と形ばかりの結婚して、この田舎町で生活を続ける。

映画化[編集]

1946年のイタリア映画Eugenia Grandet』、1993年のフランス映画Eugénie Grandet』など、何回か映画化されている。

脚注[編集]

外部リンク[編集]