山本隆寛

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山本 隆寛
基本情報
本名 山本 隆寛[1]
階級 スーパーバンタム級
身長 171cm
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1990-12-21) 1990年12月21日(33歳)
出身地 兵庫県宝塚市
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 27
勝ち 21
KO勝ち 17
敗け 6
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山本隆寛
YouTube
チャンネル
活動期間 2021年7月24日 -
登録者数 約3万人
総再生回数 約1339万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2023年5月30日時点。
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山本 隆寛(やまもと たかひろ、1990年12月21日 - )は、日本の元プロボクサー兵庫県宝塚市出身[1]。元OPBF東洋太平洋バンタム級王者。現役時代は井岡ボクシングジム所属。

来歴[編集]

2008年9月14日、プロデビュー戦をバンタム級で森永真一(新日本大阪)と戦い、2RTKOで飾る。

2009年8月15日、新人王トーナメント西日本新人王バンタム級決勝まで4連続2R以内KOで勝ち進み、仲田雅宗(八尾)を1RKOで勝利。5戦連続KO勝利で西日本新人王MVPに選ばれる。

2009年9月26日、西部日本新人王対抗戦で西部新人王坂本英生(フジタ)と戦い、5R判定0-2で初黒星を喫する。

2010年2月21日、再起戦で橋詰知明(井岡)と戦うが6R判定0-3で連敗となる。

2010年9月12日、元世界王者ヘルマン・トーレスの子、利幸トーレス(大鵬)を相手に6R判定3-0で勝利し、連敗ストップ。この試合の前々日に母を病気で亡くしている。

2011年3月27日、ゼロフィット・ジェロッピ瑞山(千里馬神戸)に8R判定1-2で敗れる。

2012年3月20日、ダニーロ・ペーニャ(フィリピン)と戦い、8R判定3-0で勝利で飾る。

2015年4月5日、OPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ。川口裕(グリーンツダ)を相手に序盤優勢を保つも追い上げられ、12R1-2で判定負け。

2015年8月2日、OPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ。川口裕(グリーンツダ)とダイレクトリターンマッチを行い、ダウンの応酬の末、7RTKO勝ちを納め、OPBF東洋太平洋バンタム級王座獲得。初のタイトル獲得と共に世界ランキング入りを果たす。

2015年12月31日、ストロング小林佑樹(グリーンツダ)を相手に初防衛戦を行い、計4度のダウンを奪い、2RTKO勝利で初防衛を飾る。

2016年7月20日、レックス・ワオ(フィリピン)との2度目の防衛戦に1RKO勝利。2度目の防衛に成功。

2016年11月11日、マーク・ジョン・ヤップ(六島)相手に5RTKO負けで防衛失敗。初のKO負けと共に王座陥落。

2017年4月23日、2RKO勝ちで再起戦を飾る。

2018年12月18日、大森将平(WOZ)と世界ランキングが掛かった試合に2RTKO負け。

その後は試合をしておらず、引退。

2021年8月より親交のある元日本・OPBFスーパーウェルター級王者の細川貴之YouTubeチャンネル「たかゴリch」を開設する[2]

2022年6月某日、朝倉未来主催のBREAKING DOWN 5選考オーディションに参加し、地下格闘技出身のハイメとの選考スパーリングでまさかのKO負けを喫するが、本戦の7月17日、ライト級ワンマッチでキックボクシングトレーナーのみっくんと対戦し、5-0の判定勝ちを収めた。

2022年11月3日、BREAKING DOWN 6で殴られ屋KENJIと対戦し、左ボディでダウンを奪い、5-0の判定勝ちを収めた[3]

2023年2月19日BREAKING DOWN 7で朝倉未来・朝倉海のマネージャーである宮島翔と対戦し、ダウンを奪い、5-0の判定勝ちを納めた。

戦績[編集]

  • プロボクシング:27戦21勝(17KO)6敗
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2008年9月14日 2R 1:25 TKO 森永真一(新日本大阪) 日本の旗 日本 プロデビュー戦
2 2008年12月13日 1R 2:41 TKO 濱野量平(JM加古川) 日本の旗 日本
3 2009年3月22日 2R 0:50 TKO 中岡雅司(西日本ボクシング協会) 日本の旗 日本
4 2009年5月17日 1R 2:37 KO 大村起論(ハラダ) 日本の旗 日本
5 2009年8月15日 1R 1:36 TKO 仲田雅宗(八尾) 日本の旗 日本
6 2009年9月26日 5R 判定0-3 坂本英生(フジタ) 日本の旗 日本
7 2010年2月21日 6R 判定0-3 橋詰知明(井岡) 日本の旗 日本
8 2010年9月12日 6R 判定3-0 利幸トーレス(大鵬) 日本の旗 日本
9 2011年3月27日 8R 判定1-2 ゼロフィット・ジェロッピ瑞山(千里馬神戸) フィリピンの旗 フィリピン
10 2012年3月20日 8R 判定3-0 ダニーロ・ペーニャ フィリピンの旗 フィリピン
11 2012年12月31日 3R 1:56 TKO コラートレック・シッサイトーン タイ王国の旗 タイ
12 2013年5月8日 8R 判定3-0 ガオタワン・シッサイトーン タイ王国の旗 タイ
13 2013年9月11日 3R 1:31 KO ピラサックレック・ウォーポーシサケット タイ王国の旗 タイ
14 2013年10月13日 2R 2:37 TKO 青木一平(六島) 日本の旗 日本
15 2013年12月31日 2R 1:11 KO ノーンディア・ソーバンカル タイ王国の旗 タイ
16 2014年5月7日 3R 0:45 TKO ジャカラートレック・ソーワンゲー タイ王国の旗 タイ
17 2014年9月16日 2R 0:31 KO パンカ・シラバン インドネシアの旗 インドネシア
18 2014年12月31日 3R 1:11 KO ガムライヨック・オーワンダビー タイ王国の旗 タイ
19 2015年4月5日 12R 判定1-2 川口裕(グリーンツダ) 日本の旗 日本 OPBF東洋太平洋バンタム級王座決定戦
20 2015年8月2日 7R 0:50 TKO 川口裕(グリーンツダ) 日本の旗 日本 OPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ
21 2015年12月31日 2R 1:06 TKO ストロング小林佑樹(六島) 日本の旗 日本 OPBF防衛1
22 2016年7月14日 1R 2:28 TKO レックス・ワオ フィリピンの旗 フィリピン OPBF防衛2
23 2016年11月11日 5R 2:19 TKO マーク・ジョン・ヤップ(六島) フィリピンの旗 フィリピン OPBF王座陥落
24 2017年4月23日 2R 1:56 TKO ペットインシー・ローンリアンギーラーコラート タイ王国の旗 タイ
25 2017年9月13日 1R 2:43 KO スーパージェン・シッサイトーン タイ王国の旗 タイ
26 2018年4月28日 8R 判定3-0 ジェストニ・アウティダ フィリピンの旗 フィリピン
26 2018年12月9日 3R 2:48 TKO 大森将平(ウォズ) 日本の旗 日本
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アマチュアキックボクシング[編集]

キックボクシング 戦績
5 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
4 1 3 0 0 0
1 0 1 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× SAIGO 1分3R終了 判定0-5 BREAKING DOWN 10 2023年11月23日
宮島翔 1分1R終了 判定5-0 BREAKING DOWN 7 2023年2月19日
しな 1R 0:28 KO バトルミリオネア 第1回 2022年12月25日
殴られ屋KENJI 1分1R終了 判定5-0 BREAKING DOWN 6 2022年11月3日
みっくん 1分1R終了 判定5-0 BREAKING DOWN 5 2022年7月17日

脚注[編集]

外部リンク[編集]

前王者
川口裕
OPBF東洋太平洋バンタム級王者

2015年8月2日 - 2016年11月11日

次王者
マーク・ジョン・ヤップ