小林常夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

小林 常夫(こばやし つねお、1965年 - )は、日本のアニメーション監督、アニメーション演出家神奈川県出身。絵コンテ・各話演出を担当する際に須間 雅人の名義を用いることがある。

略歴[編集]

アニメーション制作会社・亜細亜堂所属[1]。『チンプイ』『ちびまる子ちゃん』『ミラクル☆ガールズ』など子供向けTVアニメーションの演出で頭角を現し、1996年に劇場作品『映画 忍たま乱太郎』で初監督[2]。以後は他社への出向が多く、2001年以降はぴえろで『十二国記』『英國戀物語エマ』などの監督を務めた。2009年放映の『黒神 The Animation』は、サンライズ(新設の第11スタジオ)での初めての監督作となった。

エピソード[編集]

作風は、背景描写の多用や人物の細かい芝居などによる叙情的な雰囲気作りを意識した演出が特徴である。

亜細亜堂での先輩である本郷みつるとは交友が深く、本郷が亜細亜堂を離れてからも互いの監督作品に参加しあっている[3]他、本郷の監督作品が20本に達した記念の祝賀祭を小林が主催したりしている[4]

参加作品[編集]

監督[編集]

(括弧内は作品の発表年、媒体、制作会社)

演出など[編集]

(括弧内:作品の発表年、担当箇所)

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 亜細亜堂公式サイトの「主な在籍者」に、以前は小林も掲載されていた("Internet Archive" 2006年5月4日のキャッシュ)が、現在は記述が削除されていることから、既に亜細亜堂を退社した可能性がある。
  2. ^ ただし、芝山努が総監督として立っており、芝山が作品全体の方向性のコントロールを、小林が実際の演出をそれぞれ担当していたものと推察される。亜細亜堂では他にも、芝山が総監督を担当し、別途監督を置く例がある。
  3. ^ 本郷は『超GALS!寿蘭』のオープニングアニメーションを「渋谷ポチ」名義で、また『十二国記』『美鳥の日々』の絵コンテを「潮乱太」名義で担当している。一方、小林は上述のとおり『キョロちゃん』『IGPX』『デルトラクエスト』に参加している。
  4. ^ 参考サイト:小黒祐一郎「編集長メモ」2007年3月27日