小島勝平

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こじま かつへい

小島 勝平
生誕 1936年1月28日
栃木県宇都宮市
死没 (2007-04-24) 2007年4月24日(71歳没)
住居 栃木県宇都宮市
国籍 日本の旗 日本
出身校 栃木県立宇都宮商業高等学校
職業 実業家
活動期間 1955年 - 2007年
団体 (株)コジマ
著名な実績 1997年に家電量販店売上高日本一を達成。
2001年に家電量販店初の売上高5,000億円超を達成。
活動拠点 栃木県宇都宮市
肩書き コジマ代表取締役社長
任期 1955年 - 2002年:
代表取締役社長
2002年 - 2007年:
代表取締役会長
後任者 小島章利
子供 小島章利
親戚 前原章宏とりせん会長)
公式サイト http://www.kojima.net/
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小島 勝平(こじま かつへい、1936年昭和11年〉1月28日 - 2007年平成19年〉4月24日)は、日本実業家。小島電気商会(後の株式会社小島電機、現在の株式会社コジマ)創業者で、代表取締役社長、代表取締役会長を歴任した。

略歴[編集]

  • 1936年(昭和11年) - 栃木県宇都宮市に生まれる
  • 1954年(昭和29年) - 栃木県立宇都宮商業高等学校を卒業
  • 1955年(昭和30年) - 栃木県宇都宮市に小島電気商会を創業
  • 1963年(昭和38年) - 株式会社小島電機設立
  • 1972年(昭和47年) - 多店舗化
  • 1984年(昭和59年) - 県外初進出
  • 1993年(平成05年) - 株式会社コジマに社名変更
  • 1996年(平成08年) - 東京証券取引所第二部上場
  • 1997年(平成09年) - 家電量販店売上高日本一を達成
  • 2001年(平成13年) - 家電量販店初の売上高5,000億円超を達成
  • 2002年(平成14年) - 代表取締役会長に就任し、後任の2代目代表取締役社長に小島章利が就任
  • 2007年(平成19年) - 肺炎のため逝去[1]、71歳没

解説[編集]

1955年4月に栃木県宇都宮市で小島電気商会を創業[1]家電の安売り販売を開始。1963年より法人化して株式会社小島電機を設立。

小島電機は栃木県内で1972年から多店舗化へ展開、店舗網を拡充して大量販売。1984年から栃木県外に進出し多店舗展開、1985年までに中堅家電販売店へ成長。小島勝平は全国一の家電量販店激戦区北関東YKK[2] で、群馬県ヤマダ電機山田昇)、茨城県ケーズデンキ加藤修一)、栃木のヌマニウ、第一家電と家電量販店の激しい価格競争、出店競争。

低価格路線を放棄したヤマダ電機の苦戦となり、対照的に「安値日本一への挑戦」を追求したコジマは1990年代を通じて売り上げを伸ばし、激しい競争の中で成長、1996年に東京証券取引所上場を果たす。

競争を繰り広げてきたコジマが、1㎡あたりの売上高が他社を圧倒し、全国一へ急成長、1997年にベスト電器を抜いて、家電量販店1位に躍進した。そして2001年に 家電量販店初の売上高5,000億円超を成し遂げた。

脚注[編集]

  1. ^ a b 白木琢歩「(惜別)家庭に笑顔届け続ける 小島勝平さん」『朝日新聞』、2007年6月15日、夕刊、15面。
  2. ^ 北関東の風雲児、群馬・山田昇のヤマダ電機と茨城・加藤修一のカトーデンキ、 そして、栃木・小島勝平のコジマ電機の、3大家電量販店を北関東YKKという。
先代
 
コジマ社長
1955年 - 2002年
次代
小島章利
先代
 
コジマ会長
2002年 - 2007年
次代
小島章利