宮西令奈

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宮西令奈(みやにし れな、2001年6月7日 - )は、石川県加賀市出身[1]女子競輪選手日本競輪選手会富山支部所属(登録地は石川県)、ホームバンクは石川県立自転車競技場日本競輪選手養成所(以下、養成所)第124期生。師匠は山崎晃(95期)。競輪選手宮西翼(100期)は叔父。

来歴[編集]

5歳で空手を始め[1]小松大谷高等学校時代はインターハイに空手女子個人形で出場経験がある[2][3]

高校卒業後は、叔父(宮西翼)が競輪選手ということもあり、競輪選手になることを決意[4]2022年1月、養成所第124回選手候補生入所試験に合格[5]。養成所での競走訓練成績は18位(0勝)[6]卒業記念レースでは予選敗退[7]

2023年5月5日、四日市FII「競輪ルーキーシリーズ」にてデビュー、5着。

エピソード[編集]

  • 2023年6月25日放送分の『NHKのど自慢』に出演。当日は地元・加賀市文化会館からの生中継であり、宮西はいきなりトップバッターとして登場した。松本梨香の『めざせポケモンマスター』を熱唱するも、結果は鐘2つで不合格[1]。そのため番組中では名前は明かすことはできなかったが、『124』と書かれたウェアとレーサーパンツ姿で出演したこと、司会の廣瀬智美アナウンサーから「今年競輪選手としてデビューした」と紹介されたこともあり、分かる人にはすぐ宮西だと気づかれた[注釈 1][9]。地元でNHKのど自慢の公開放送があることを知った祖母が応募を薦めてきたこともあり、予選会に応募。事前審査[注釈 2]に合格し参加してみると合格し本選出場が決まってしまった、とのこと[1]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ のち自身のX(旧twitter)でも出演したことを認めた。
  2. ^ 「NHKのど自慢」に出場するには、NHKのホームページから予選会参加を申し込んだ上で予選会に臨むが、申込者多数の場合は審査となり当選者のみ予選会に参加できる。

出典[編集]

  1. ^ a b c d “【別府(ナイター)F2】宮西令奈 NHKのど自慢の次は脚自慢の披露だ”. 西日本スポーツ (西日本新聞社). (2023年6月29日). https://race.nishinippon.co.jp/keirin/news/detail.php?id=2925 2023年7月10日閲覧。 
  2. ^ 空手道競技 大会報告(2018年東海総体)” (PDF). 全国高等学校総合体育大会(インターハイ) (2018年8月). 2023年7月10日閲覧。
  3. ^ 空手道競技 大会報告(南部九州総体2019)” (PDF). 全国高等学校総合体育大会(インターハイ) (2019年8月). 2023年7月10日閲覧。
  4. ^ a b “【ガールズケイリン】124期・宮西令奈NARUTO魂「自分を信じてまっすぐに」”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2023年4月4日). https://hochi.news/articles/20230403-OHT1T51149.html?page=1 2023年7月10日閲覧。 
  5. ^ 日本競輪選手養成所第124回(女子)選手候補生入所試験合格者名簿” (PDF). KEIRIN.JP (2022年1月13日). 2022年1月15日閲覧。
  6. ^ 競走成績戦法別一覧表(第 124 回生)総合” (PDF). JKA (2023年3月2日). 2023年5月25日閲覧。
  7. ^ 第124回選手候補生 卒業記念レース 全着順一覧” (PDF). JKA (2023年3月2日). 2023年5月25日閲覧。
  8. ^ “【全プロ記念】又多、小林、宮西の地元ガールズ3選手がトークショー…富山競輪”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2023年5月27日). https://hochi.news/articles/20230527-OHT1T51172.html?page=1 2023年7月10日閲覧。 
  9. ^ 『NHKのど自慢』美人出演者の正体は…?“あるスポーツ”の新人選手だった!”. 日本ジャーナル出版 (2023年6月28日). 2023年7月10日閲覧。

外部リンク[編集]