太田廣 (西洋史学者)

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太田 廣(おおた ひろし、1906年11月10日 - 1984年11月26日)は、日本の歴史学者。専攻は西洋史、特にドイツの宗教改革史。

人物[編集]

東北帝国大学法文学部大類伸に師事し、1933年に卒業。東京文理科大学嘱託助手となった。一方で、東京高等師範学校書記助教授を兼務し、1939に東京高等師範学校助教授専任となる。

1942年、台北高等学校教授に着任したが、1946年に辞職。その後、鉄道教習所講師実践女子専門学校講師などを経て、1949年に発足間もない新潟大学人文学部の助教授となり、1952年には教授に昇任した。

1972年に新潟大学を定年退職し、名誉教授。1973年には城西大学経済学部教授に就任し、1981年に退職した。

参考文献[編集]

  • 赤澤計眞「太田廣先生を偲ぶ」『新潟史学』第18号、1985年、1-6頁、ISSN 0287-4946