大野静方

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大野 静方(おおの しずかた、1882年明治15年)1月25日 - 1944年昭和19年)9月14日)は明治時代から昭和時代にかけての日本画家

経歴[編集]

本名は山本兵三郎。東京市深川区生まれ。16歳の時に水野年方に入門し絵を学んだ。鏑木清方らとともに烏合会発足時の会員であった。後に「吉野の義経」で日本美術院褒賞を受け、「婚礼」で日本美術院銅牌を受けた。1896年(明治29年)、村岡応東遠山素香らとともに巽画会を結成する。1904年(明治37年)に日本新聞に入社し、挿絵画家として活躍する。後に浮世絵を研究する。1944年9月14日に喘息により杉並区の自宅で死去。享年63。

作品[編集]

著書[編集]

親族[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 日外アソシエーツ編 『20世紀日本人名事典』 日外アソシエーツ、2004年
  • 山田奈々子 『木版口絵総覧』 文生書院、2005年