大野松雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
大野 松雄
生誕 1930年(87–88歳)
出身地 日本の旗 日本 東京府神田区
ジャンル 電子音楽
職業 音響デザイナー
活動期間 1953年 -
レーベル 東宝レコード
キングレコード
EM Records
Headz

大野 松雄(おおの まつお、1930年 - )は、日本音響デザイナーである。テレビ・アニメ『鉄腕アトム』の仕事で知られている[1]

経歴[編集]

1930年、東京府神田区に生まれる[2]。東京府立第六中学校(現・東京都立新宿高等学校)を経て、旧制富山高等学校を中退[2]

文学座NHK東京放送効果団に勤めたのち、独立した[2]。1963年から1966年にかけて放映された『鉄腕アトム』において、アトムの足音やビームの音などを作り出した[3]。1975年、それらの効果音を集めたアルバム『鉄腕アトム 音の世界』が発売された[3]。2009年には、自身初となるコンサートを開いた[4]。2011年、大野の半生を追ったドキュメンタリー映画『アトムの足音が聞こえる』が公開された[5]。同年、1978年のソロ・アルバム『そこに宇宙の果てを見た』が再発された[6]。また、40年以上にわたり、滋賀県の知的障害者施設で舞台音響を手がけている[7]

ディスコグラフィー[編集]

アルバム[編集]

  • 鉄腕アトム 音の世界(1975年)
  • そこに宇宙の果てを見た(1978年)
  • 大野松雄の音響世界1(2005年)
  • 大野松雄の音響世界2(2005年)
  • 大野松雄の音響世界3(2005年)
  • Yuragi #10(2011年)

シングル[編集]

  • 鳥獣戯楽(1970年)

フィルモグラフィー[編集]

映画[編集]

  • 流血の記録 砂川(1957年) - 音響
  • 風の景色(1976年) - 音響
  • 惑星大戦争(1977年) - 音響
  • アトムの足音が聞こえる(2011年) - 出演

テレビ[編集]

受賞[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 外山真也 (2011年5月17日). “『アトムの足音が聞こえる』 音響界の伝説を追う”. 琉球新報. 2013年11月6日閲覧。
  2. ^ a b c 大野松雄”. 日本音楽即興学会. 2017年4月19日閲覧。
  3. ^ a b 今井邦彦 (2009年7月13日). “「アトム」音響デザイナー・大野松雄 79歳初ライブ”. 朝日新聞. 2013年11月6日閲覧。
  4. ^ 冨永昌敬 (2011年6月29日). “大野松雄 『鉄腕アトム』の音をつくった電子音の怪人”. WIRED. 2013年11月6日閲覧。
  5. ^ アトムの足音を作った音響デザイナーの波乱の人生を追う”. 音楽ナタリー (2011年5月17日). 2017年4月19日閲覧。
  6. ^ 三田格 (2012年1月16日). “第5回 2011年のリイッシュー・ベスト3”. ele-king. 2013年11月6日閲覧。
  7. ^ 川本ケン (2011年6月11日). “冨永昌敬監督『アトムの足音が聞こえる』”. STUDIO VOICE. 2012年10月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年11月6日閲覧。
  8. ^ アニメフェア第5回功労賞 赤塚不二夫氏、小松原一男氏ら9名”. アニメ!アニメ! (2008年12月9日). 2017年4月19日閲覧。

外部リンク[編集]