厄 友情談疑

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厄 友情談疑
ジャンル サウンドノベル
対応機種 PlayStation
開発元 アイデアファクトリー
発売元 アイデアファクトリー
ディレクター 桑名真吾
プログラマー アクシズアートアミューズ
音楽 sounds party
美術 日野日出志
人数 1人
メディア CD-ROM
発売日 日本 199601131996年1月13日
対象年齢 CEROB(12才以上対象)
コンテンツ
アイコン
恐怖
犯罪
その他 型式:SLPS-00152
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厄 友情談疑』(やく ゆうじょうだんぎ)は、1996年1月13日アイデアファクトリーからPlayStation向けに発売されたサウンドノベルアドベンチャーゲーム。

PlayStation 3およびPlayStation Portable向けにゲームアーカイブスでも配信されている。

ゲーム内容[編集]

3Dグラフィックの上に文章が表示され、随所に現れる選択肢やキャラクターザッピングによってストーリーが分岐するアドベンチャーゲーム。

はじめは主人公視点のみだが、エンディングまでたどり着くと他の登場人物の視点でもストーリーを追えるようになる。

PlayStationソフトには珍しく、メモリーカードへのデータセーブではなく、エンディング後に表示されるパスワードを次回のプレイ時に入力することで続きからプレイできる方式を採用している。

エンディングでは「終?」という表示がされ、続きがあることが示唆される。デザインに日野日出志が携わっている。

ストーリー[編集]

小学生のころ埋めたタイムカプセルを掘り起こすために、母校へ集まった主人公たち。いじめられっ子だった裕一が、様子を見てくると一人学校へ忍び込んで行くが…。

登場人物[編集]

主人公(名前はプレイヤーが入力)
プレイヤーの分身。
かんな
ヒロイン。実は主人公と両想いなのだが、2人とも奥手なのでカップル成立には至っていない。
英明
いたずら好き。主人公を驚かせるためにわざわざカエルが飛び出すビックリ箱を持参する。
京子
美人で気が強い。
裕一
気が利く、元いじめられっ子。

他機種版[編集]

No. 発売日 対応機種 タイトル 開発元 発売元 メディア 型式 売上本数 備考
1
  • 日本 2007年2月22日 (2007-02-22)
PlayStation 3
PlayStation Portable
ゲームアーカイブス
厄 友情談疑 アイデアファクトリー アイデアファクトリー ダウンロード - - -

スタッフ[編集]

  • 監督:桑名真吾
  • プログラム:アクシズアートアミューズ
  • 音楽:sounds party
  • 制作:アイデアファクトリー

評価[編集]

評価
レビュー結果
媒体 結果
ファミ通 24/40点[1]
Play Station Magazine 17.1/30点[2]
悪趣味ゲーム紀行2 肯定的[3]
  • ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計24点(満40点)[1]、『Play Station Magazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、17.1点(満30点)となっている[2]。また、1998年に刊行されたゲーム誌『超絶 大技林 '98年春版』(徳間書店)では、「一見コミカルなのだが、よく見るとホラータッチのおどろおどろしいグラフィックが特徴。ストーリー展開があまりにもダークなので、人によっては気分が悪くなる可能性がある」と紹介されている[2]
項目 キャラクタ 音楽 お買い得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 2.4 3.2 2.9 3.0 2.8 2.9 17.1
  • ゲーム本『悪趣味ゲーム紀行2』(2001年マイクロデザイン)では、「一見『学校の怪談』テイストの中に、平和な家庭や学校にも多かれ少なかれ潜んでいる闇をも浮き彫りにしており、制作陣の人柄の悪さが非常によく滲み出てまして、プレイ後感の胸糞悪さが実に苦みばしった大人の味と言える怪作」、「当時のPSで実現可能な表現と仕様とのバランス感覚が絶妙で、下手にリアルタイムポリゴンにせずムービーとスチールの組み合わせで画像のクオリティを維持し、当時流行りだったシナリオのザッピングシステムを取り入れ、当時の『イマドキ感』をいい意味で適当にあしらったパッケージになっている」と評している[3]

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b 厄 ~友情談疑~ まとめ [PS]/ ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2016年8月20日閲覧。
  2. ^ a b c 「超絶 大技林 '98年春版」、『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、 1074頁。
  3. ^ a b がっぷ獅子丸 「第38便 『厄 友情談疑』」『悪趣味ゲーム紀行2マイクロデザイン出版局2001年10月5日、152 - 155頁。ISBN 9784896370638

外部リンク[編集]