北区 内田康夫ミステリー文学賞

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北区 内田康夫ミステリー文学賞(きたく うちだやすおミステリーぶんがくしょう)は、東京都北区の知名度を高めるため、北区アンバサダーである作家内田康夫の協力の下に、2002年平成14年)4月に創設された文学賞である。短編の推理小説を募集する[1]

主催は東京都北区で、実業之日本社が協賛する。賞金は大賞(1編)が100万円、特別賞(1 - 2編)が10万円。結果は例年、文芸誌『月刊ジェイ・ノベル』(実業之日本社)4月号で発表され、選評と大賞受賞作品が掲載される。また、受賞作は演劇化され、翌年の授賞式で上演される。

選考委員[編集]

  • 内田康夫
  • 花川與惣太(北区長)
  • 山田統二(北区文化振興財団理事長)
  • 推理小説関連出版社の編集者 ほか(前回までの大賞受賞者など)

受賞作一覧[編集]

第1回から第10回[編集]

回(年) 応募数 受賞・入選作 著者
第1回(2003年) 187編 大賞 『黒い服の未亡人』 汐見薫
区長賞 『冬霞』 福岡青河
佳作 『星降夜』 織江耕太郎[注 1]
第2回(2004年) 150編 大賞 『夢見の噺』 清水雅世
区長賞 『江戸切絵図の記憶』 跡部蛮
区民賞 『朝の幽霊』 永沢透
第3回(2005年) 210編 大賞 『ドリーム・アレイの錬金術師』 山下欣宏
区長賞 『祐花とじゃじゃまるの夏』 蒲原文郎
審査員特別賞 『十六夜華泥棒』 山内美樹子
第4回(2006年) 146編 大賞 『師団坂・六〇』 井水伶
区長賞 『志乃の桜』 高田郁
浅見光彦賞 『オルゴールメリーの残像』 井上凛
第5回(2007年) 137編 大賞 『天狗のいたずら』 田端六六
区長賞 『あるアーティストの死』 櫻田しのぶ
浅見光彦賞 『市役所のテーミス』 古澤健太郎
第6回(2008年) 189編 大賞 『金鶏郷に死出虫は嗤う』 やまき美里
区長賞 『若木春照の悩み - ゲーテの小径殺人事件』 小堺美夏子
浅見光彦賞 『雨降る季節に』 岩間光介
第7回(2009年) 262編 大賞 『幻の愛妻』 岩間光介
区長賞 『休眠打破』 和喰博司
第8回(2010年) 268編 大賞 『完璧なママ』 松田幸緒
区長賞 『神隠しの町』 井上博
審査員特別賞 『御用雪氷異聞』 吹雪ゆう
第9回(2011年) 283編 大賞 『神隠し 異聞「王子路考」』 安堂虎夫
浅見光彦賞 『話、聞きます』 門倉暁
特別賞 『誕生』 島村潤一郎
第10回(2012年) 293編 大賞 『凶音窟』 山下歩
審査員特別賞 『とうとうたらり たらりら たらり』 滝川野枝
区長賞 『花見の仇討』 宮田隆

第11回から[編集]

回(年) 応募数 受賞・入選作 著者
第11回(2013年) 255編 大賞 『最後のヘルパー』 高橋正樹
区長賞 『ブラインドi・諦めない気持ち』 米田京
審査員特別賞 『チェイン』 伊東雅之
第12回(2014年) 260編 大賞 『友情が見つからない』 立木十八
区長賞 『ロスト・チルドレン』 加賀美桃志郎
審査員特別賞 『サークル』 門倉暁
第13回(2015年) 278編 大賞 『二番札』 南大沢健
区長賞 『きつねのよめいり』 稲羽白菟
第14回(2016年) 212編 大賞 『小さな木の実』[2] 島村潤一郎
区長賞 『未完の自分史
遺棄した死体はそのままで』
宮城徳子
審査員特別賞 『情報協力』 嶋守恵之
第15回(2017年) 226編 大賞 『蜃気楼の如く』[3] 的場郁賢
区長賞 『赤羽猫の怪』 床品美帆
審査員特別賞 『遠い約束』 野上健司
第16回(2018年) 204編 大賞 『妖剣』 甲斐太朗
区長賞 『失踪マンション』 山口均
奨励賞 『梅雨時』 廣岡史丸
第17回(2019年) 205編 大賞 『金木犀の木の下で』 福田純二
区長賞 『運がいいのか悪いのか』 加藤眞男
奨励賞 『秘密を夜に閉じ込めて』 横山黎

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 「田中昭雄」から改名

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]