高田郁

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髙田 郁
(たかだ かおる)
ペンネーム 川富士 立夏(かわふじ りっか)
誕生 1959年????
日本の旗 兵庫県宝塚市
職業 小説家
時代小説作家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 中央大学法学部卒業
活動期間 2008年 -
ジャンル 時代小説
代表作 みをつくし料理帖』シリーズ
銀二貫
主な受賞歴 北区 内田康夫ミステリー文学賞区長賞(2006年)
小説NON短編時代小説賞奨励賞(2007年)
デビュー作 『出世花』
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髙田 郁(たかだ かおる、1959年[要出典] - )は、日本小説家時代小説作家、漫画原作者。別名、川富士 立夏(かわふじ りっか)。

兵庫県宝塚市出身[1]中央大学法学部卒業[2]

経歴・人物[編集]

読書家だった父の影響から幼少期より父の本棚から手当たり次第に本を手にとって読み、父が山本周五郎の大ファンだったことで山本周五郎作品に親んで、時代小説好きとなる[3][4]

1993年集英社が発行する女性向け漫画雑誌YOU』で、川富士 立夏(かわふじ りっか)のペンネーム漫画原作者としてデビュー[5]

40代半ばにして読み返した山本周五郎の短編「なんの花か薫る」に衝撃を受け、「こういうものが書けるようになったらもう私は何もいらない」と時代小説の執筆を決意[4]。数年後網膜に孔が開いたの契機に、「今、転身しないと後悔する」と時代小説作家へ転身する[3]

2006年、短編「志乃の桜」で第4回北区 内田康夫ミステリー文学賞区長賞(特別賞)を受賞する[6]2007年、「出世花」で第2回小説NON短編時代小説賞奨励賞を受賞し[7]、翌2008年に同作を含む短編集『出世花』で小説家デビューを果たす[8]。同年、49歳の時に応募した第2回日経小説大賞にて『銀二貫』が最終候補作品に選ばれ[9][10][注 1]、翌2009年幻冬舎より刊行される。

2009年に第1作を発表し2014年刊行の第10作で完結した『みをつくし料理帖』シリーズは、全10巻で300万部を超える大ヒットシリーズとなり[11]2012年北川景子主演でテレビドラマ化されている[12]。また2013年には『銀二貫』が大阪の書店員らが大阪ゆかりの小説の中から「ほんまに読んでほしい」本を選ぶ「Osaka Book One Project」の第1回受賞作品に選出され[4][13]、翌2014年NHK木曜時代劇にて林遣都主演によりテレビドラマ化された[14]

2016年より新たに『あきない世傳 金と銀』シリーズを年2巻のペースで執筆している[15]

作品[編集]

長編小説[編集]

出世花シリーズ[編集]

  • 出世花(2008年6月 祥伝社文庫 / 2011年5月 ハルキ文庫)
  • 蓮花の契り 出世花(2015年6月 ハルキ文庫)

みをつくし料理帖シリーズ[編集]

  • 八朔の雪 みをつくし料理帖(2009年5月 ハルキ文庫)
  • 花散らしの雨 みをつくし料理帖(2009年10月 ハルキ文庫)
  • 想い雲 みをつくし料理帖(2010年3月 ハルキ文庫)
  • 今朝の春 みをつくし料理帖(2010年9月 ハルキ文庫)
  • 小夜しぐれ みをつくし料理帖(2011年3月 ハルキ文庫)
  • 心星ひとつ みをつくし料理帖(2011年8月 ハルキ文庫)
  • 夏天の虹 みをつくし料理帖(2012年3月 ハルキ文庫)
  • 残月 みをつくし料理帖(2013年6月 ハルキ文庫)
  • 美雪晴れ みをつくし料理帖(2014年2月 ハルキ文庫)
  • 天の梯 みをつくし料理帖(2014年8月 ハルキ文庫)

あきない世傳 金と銀シリーズ[編集]

  • あきない世傳 金と銀 源流篇(2016年2月12日、ハルキ文庫、ISBN 978-4-75843981-7
  • あきない世傳 金と銀(二) 早瀬篇(2016年8月9日、ハルキ文庫、ISBN 978-4-75844027-1
  • あきない世傳 金と銀(三) 奔流篇(2017年2月14日、ハルキ文庫、ISBN 978-4-75844068-4

単独作品[編集]

  • 銀二貫(2009年6月 幻冬舎 / 2010年8月 幻冬舎時代小説文庫)
  • あい 永遠に在り(2013年1月 角川春樹事務所 / 2015年2月 ハルキ文庫)
  • ふるさと銀河線 軌道春秋(2013年11月 双葉文庫)

エッセイ集[編集]

  • 晴れときどき涙雨 髙田郁のできるまで(2012年7月 創美社 / 2014年12月 幻冬舎文庫)

レシピ本[編集]

  • みをつくし献立帖(2012年5月 ハルキ文庫)

漫画原作[編集]

川富士立夏名義
高田郁名義
  • 神様の手 Therapy dog story(1999年12月、集英社YOUコミックス、画:小塚敦子)
  • 美食のお時間2(2010年10月、創美社オフィスユーコミックス、著:酒川郁子) 

メディア・ミックス[編集]

テレビドラマ[編集]

NHK総合
  • 銀二貫(2014年4月10日 - 6月5日、全9話、主演:林遣都
  • みをつくし料理帖(2017年5月13日 -、全8話、主演:黒木華
テレビ朝日
  • みをつくし料理帖(2012年9月22日、主演:北川景子
  • みをつくし料理帖(2014年6月8日、主演:北川景子)

漫画[編集]

  • 八朔の雪 みをつくし料理帖1(2010年2月 創美社〈オフィスユーコミックス〉) - 画 : 岡田理知
  • 八朔の雪 みをつくし料理帖2(2010年6月 創美社〈オフィスユーコミックス〉) - 画 : 岡田理知
  • 八朔の雪 みをつくし料理帖3(2010年10月 創美社〈オフィスユーコミックス〉) - 画 : 岡田理知
  • 出世花(2010年9月 秋田書店〈秋田レディースコミックスデラックス〉) - 画 : 黒沢明世
  • 落合螢 出世花2(2011年2月 秋田書店〈秋田レディースコミックスデラックス〉) - 画 : 黒沢明世
  • 偽り時雨 出世花3(2011年8月 秋田書店〈秋田レディースコミックスデラックス〉) - 画 : 黒沢明世
  • 見送り坂暮色 出世花4(2012年1月 秋田書店〈秋田レディースコミックスデラックス〉) - 画 : 黒沢明世
  • 銀二貫(2013年1月 秋田書店〈秋田レディースコミックスデラックス〉) - 画 : 黒沢明世
  • ふるさと銀河線 軌道春秋 コミック版(2013年12月 双葉社) - 作画 : 深沢かすみ

舞台[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 川富士立夏名義。

出典[編集]

  1. ^ 高田 郁さんインタビュー|ブックサービスの公式サイト
  2. ^ 銀二貫/高田郁/〔著〕 本・コミック : オンライン書店e-hon
  3. ^ a b 高田 郁さんインタビュー”. 特集INTERVIEW. ブックサービス (2011年4月). 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年2月16日閲覧。
  4. ^ a b c 髙田郁 (2013年9月11日). 本屋さんと私 第94回 大阪の本屋と問屋が選んだ、ほんまに読んでほしい本(髙田郁さん編). インタビュアー:新谷有里. 新居未希. みんなのミシマガジン(ミシマ社).. http://www.mishimaga.com/hon-watashi/94.html 2017年2月16日閲覧。 
  5. ^ みをつくし料理帖/髙田郁 | 株式会社 角川春樹事務所
  6. ^ 高田 郁さん サイン色紙プレゼントキャンペーン | オンライン書店 Honya Club.com
  7. ^ 想い雲 みをつくし料理帖/高田郁/著 本・コミック : オンライン書店e-hon
  8. ^ 読活プロジェクト「Lavyの扉」「作家と語る」第2回『髙田郁さんをお迎えして』 │ 武庫川女子大学附属図書館
  9. ^ 関連情報|東京都北区
  10. ^ 第2回「日経小説大賞」・「日経中編小説賞」最終候補作”. 日本経済新聞出版社. 2017年2月16日閲覧。
  11. ^ “(わたしの料理)ドライカレー”. 朝日新聞デジタル. (2016年8月25日). http://www.asahi.com/articles/ASJ8K541VJ8KPTFC00P.html 2017年2月16日閲覧。 
  12. ^ 北川景子、主演時代劇ドラマ第2弾でハモと格闘「悪戦苦闘しています」 | ORICON STYLE
  13. ^ 久保智祥 (2013年10月24日). “大阪の書店員らが選ぶ本、第1回は高田郁さん「銀二貫」”. ブック・アサヒ・コム (朝日新聞デジタル). http://book.asahi.com/booknews/update/2013072400021.html 2017年2月16日閲覧。 
  14. ^ 林遣都さん主演!木曜時代劇「銀二貫」制作開始!”. NHKドラマ. 日本放送協会 (2013年11月13日). 2017年2月16日閲覧。
  15. ^ 片岡義博 (2016年2月29日). “『あきない世傳 金と銀 源流篇』高田郁著 待望の新シリーズが始動”. 47NEWS (共同通信社). http://www.47news.jp/topics/entertainment/2016/02/post_8429.php 2017年2月16日閲覧。