冠稲荷神社

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冠稲荷神社


拝殿

地図
所在地 群馬県太田市細谷町1
位置 北緯36度16分7.69秒 東経139度21分5.49秒 / 北緯36.2688028度 東経139.3515250度 / 36.2688028; 139.3515250 (冠稲荷神社)座標: 北緯36度16分7.69秒 東経139度21分5.49秒 / 北緯36.2688028度 東経139.3515250度 / 36.2688028; 139.3515250 (冠稲荷神社)
主祭神 稲荷大神(宇迦之御魂大神ほか4柱の総称)など
社格村社
創建 1125年天治2年)
本殿の様式 三間社流造正面千鳥破風向拝唐破風付
例祭 初午大祭(3月下旬の日曜日)
主な神事 初午大祭三大神事(稲荷神餅祭、義経公・義貞公厄除稚児行列、細谷冠稲荷獅子舞)、 新嘗祭(11月23日)
地図
冠稲荷神社の位置(群馬県内)
冠稲荷神社
冠稲荷神社
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冠稲荷神社(かんむりいなりじんじゃ)は、群馬県太田市細谷町にある神社である。日本七社(日本七稲荷)の一つを称する[1]

祭神[編集]

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概要[編集]

1125年天治2年)、源義国による創建と伝わる。

1174年承安4年)、源義経が奥州に下向する際、源氏ゆかりの社であることを知り、冠の中に勧請してきた伏見稲荷大社の分霊を鎮祭したとされる。

1333年元弘3年、正慶2年)、新田義貞が挙兵の際、社の前で兜(冠)の中に神霊を呼び、必勝祈願した。これらの故事にちなんで「冠稲荷」、「冠稲荷大明神」と呼ばれるようになった。

境内に咲く県指定天然記念物の木瓜の花は有名。

境内[編集]

文化財[編集]

群馬県指定文化財[編集]

群馬県指定天然記念物[編集]

  • 冠稲荷のボケ1株 - 樹高約3.5m、根元回り約3mの緋ボケで、約500本の樹が分岐して半円形状に叢生し株を形成している。3月中旬から4月上旬にかけて開花し秋に結実する。樹齢は300~400年と推定されている。[2]

アクセス[編集]

自動車[編集]

電車[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 冠稲荷神社と日本七社”. 冠稲荷神社. 2018年11月26日閲覧。
  2. ^ 昭和30年1月14日指定。群馬県文化財保護条例第8条の規定による。指定等の基準第6の3の(2)のアによる。園芸種の緋ボケでは県内でも古く株も大きい。

外部リンク[編集]