八剱神社 (岡崎市千万町町)
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八剱神社 | |
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所在地 | 愛知県岡崎市千万町町字宮西 |
位置 | 北緯34度57分52.761秒 東経137度21分54.129秒 / 北緯34.96465583度 東経137.36503583度座標: 北緯34度57分52.761秒 東経137度21分54.129秒 / 北緯34.96465583度 東経137.36503583度 |
主祭神 | 日本武尊・建御名方命 |
社格等 | 不明 |
創建 | 1266年(文永3年) |
本殿の様式 | 三間社流造 |
例祭 | 春の大祭 |
主な神事 | 不明 |
八剱神社[1][2](やつるぎじんじゃ)は、愛知県岡崎市千万町町字宮西にある神社。
概要
[編集]文永3年(1266年)に藤原弘真が建てたと伝えられる。明治5年(1872年)10月に村社に列し、1919年(大正8年)、諏訪神社(祭神は建御名方命)を合併した[3]。
本殿は、桁行3間、梁間1間、三間社流造、こけら葺きである。当社の覆屋には本殿のほかに6棟の社殿が祀られている。絵様などの様式から文化年間(1804年~1818年)頃に建てられたものと推定される。
拝殿は、桁行5間、梁間3間、入母屋造、茅葺き・トタン張りである。
千万町の神楽
[編集]4月16日に近い日曜日に春の大祭が行われる[4]。この大祭で奉納される神楽は、1964年(昭和39年)3月23日、「千万町の神楽」という名称で愛知県無形民俗文化財に指定された[5][6]。史料としては1751年(宝暦元年)の文書に、この年の祭礼に神楽を舞ったことが書かれている。
春の大祭の当日は、朝9時から神社境内の矢場で祭礼弓の参加者が弓射を始める。金的が上がる(的に当たる)まで、神輿渡御の出立はできないとされる。金的を上げた者は介添えを伴い拝殿にて金的奉納(祝的の儀)を行い、餅と酒一升を賜る。神事の後半で神楽が奉納される。千万町町神楽は県下で一番長く続く嫁獅子神楽と言われている。定刻とされる14時頃に送り囃子が演奏される中、町内の若宮社を目指して神輿渡御が行われる[2] 。
脚注
[編集]- ^ 愛知県神社庁 » 郷土のおまつり
- ^ a b 『新編 岡崎市史 額田資料編 Ⅲ 民俗』岡崎市役所、2011年3月31日、33-36頁。
- ^ 『新編 岡崎市史 額田資料編 Ⅰ 文化財・考古・中世城館』岡崎市役所、2010年3月31日、226-227頁。
- ^ 無形民俗文化財の紹介 | 岡崎市ホームページ
- ^ “千万町の神楽”. 愛知県. 2013年5月23日閲覧。
- ^ “岡崎市指定文化財目録”. 岡崎市ホームページ (2020年9月8日). 2021年7月19日閲覧。