僕と彼女とオーソン・ウェルズ

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僕と彼女とオーソン・ウェルズ
Me and Orson Welles
監督 リチャード・リンクレイター
脚本 ホリー・ジェント・パルモ
ヴィンス・パルモ
原作 ロバート・カプロウ英語版
Me and Orson Welles
製作 アン・カーリ
リチャード・リンクレイター
マーク・サミュエルソン英語版
製作総指揮 スティーヴ・クリスティアン
スティーヴ・ノリス
ジョン・スロス
出演者 ザック・エフロン
クリスチャン・マッケイ
クレア・デインズ
音楽 マイケル・J・マカヴォイ英語版
撮影 ディック・ポープ
編集 サンドラ・アデア英語版
製作会社 CinemaNX
Isle of Man Film 他
配給 アメリカ合衆国の旗 フリースタイル・リリーシング
イギリスの旗 ワーナー・ブラザース
公開 アメリカ合衆国の旗 2009年11月25日
イギリスの旗 2009年12月4日
上映時間 114分
製作国 イギリスの旗 イギリス
言語 英語
製作費 $25,000,000[1]
興行収入 アメリカ合衆国の旗カナダの旗 $1,190,003[1]
世界の旗 $2,336,172[1]
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僕と彼女とオーソン・ウェルズ』(ぼくとかのじょとオーソン・ウェルズ、Me and Orson Welles)は2008年イギリスドラマ映画。 監督はリチャード・リンクレイター、出演はザック・エフロンクリスチャン・マッケイなど。 1930年代ニューヨークを舞台に、若き日のオーソン・ウェルズと出会った役者志望の高校生を描いたロバート・カプロウ英語版の小説『Me and Orson Welles』を映画化した作品。 本作でオーソン・ウェルズを演じたクリスチャン・マッケイの演技が高く評価された(後述)。

2008年9月に開催された第33回トロント国際映画祭英語版プレミア上映された。 日本では劇場未公開だが、2011年10月1日WOWOWで放送され[2]、同年11月4日DVDが発売された[3]

ストーリー[編集]

1937年11月ニューヨーク。俳優を目指す高校生のリチャードは、ある日、ブロードウェイの劇場前で揉めている劇団と出くわし、新進の演出家であり俳優、後に伝説的映画作家となるオーソン・ウェルズと出会う。ウェルズは自ら主催する「マーキュリー劇団」の舞台『ジュリアス・シーザー』で、ルシアス役の俳優を気まぐれに解雇したばかりで、そんな時に現れたリチャードを、これまた気まぐれにルシアス役に起用する。憧れの演劇の世界に胸を躍らせるリチャードは、劇団の制作助手を務める年上の女性・ソニヤに魅かれていく。しかし、彼女はウェルズの愛人という噂もある女性だった。トラブル続きの稽古や、不遜なカリスマであるウェルズに翻弄されながら、舞台デビューを目指すリチャードの姿と、ソニヤとの恋のゆくえが描かれる。

キャスト[編集]

作品の評価[編集]

映画批評家によるレビュー[編集]

Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「『僕と彼女とオーソン・ウェルズ』にはクリスチャン・マッケイによる大ブレークした演技と舞台裏のドラマに対する伝わりやすい愛があり、時折ふわふわして深みのないトーンをその愛によって克服している。」であり、157件の評論のうち高評価は85%にあたる134件で、平均点は10点満点中7.10点となっている[4]Metacriticによれば、30件の評論のうち、高評価は26件、賛否混在は4件、低評価はなく、平均点は100点満点中73点となっている[5]

受賞歴[編集]

映画祭・賞 部門 候補 結果
英国アカデミー賞[6] 助演男優賞 クリスチャン・マッケイ ノミネート
インディペンデント・スピリット賞 助演男優賞 クリスチャン・マッケイ ノミネート
英国インディペンデント映画賞 ニューカマー賞 クリスチャン・マッケイ ノミネート
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 インディペンデント映画賞(トップ10作品の1つ) 受賞
クリティクス・チョイス・アワード 助演男優賞 クリスチャン・マッケイ ノミネート
ワシントンD.C.映画批評家協会賞 ブレイクスルー演技賞 クリスチャン・マッケイ ノミネート
オースティン映画批評家協会賞 ブレイクスルー・アーティスト賞 クリスチャン・マッケイ 受賞
オースティン映画賞 リチャード・リンクレイター
ユタ映画批評家協会賞 助演男優賞 クリスチャン・マッケイ 受賞

出典[編集]

  1. ^ a b c Me and Orson Welles” (英語). Box Office Mojo. 2011年10月1日閲覧。
  2. ^ 2011年10月 月間番組表”. WOWOW. 2021年1月3日閲覧。
  3. ^ 僕と彼女とオーソン・ウェルズ [DVD]”. Amazon.co.jp. 2021年1月3日閲覧。
  4. ^ Me and Orson Welles (2009)” (英語). Rotten Tomatoes. 2021年1月3日閲覧。
  5. ^ Me and Orson Welles Reviews” (英語). Metacritic. 2021年1月3日閲覧。
  6. ^ Film Nominations 2009”. 英国アカデミー賞. 2011年10月1日閲覧。

外部リンク[編集]