レヴィアス

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レヴィアス株式会社(英:LEVIAS Inc.)は、ブロックチェーンの分野を中心としたシステム開発・研究を行う日本のスタートアップ企業。

レヴィアス株式会社
LEVIAS Inc.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
105-0012
東京都港区芝大門2-7-7 4F
設立 2018年2月22日
業種 情報・通信業
法人番号 9011101083321
事業内容 ブロックチェーン、AI等を用いた情報通信処理に関するシステム開発
代表者 田中 慶子
資本金 1億4000万円(資本準備金を含む)
決算期 1月
外部リンク https://levias.co.jp/
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概要[編集]

ブロックチェーンAIなどの最先端テクノロジー技術を用いて、社会に新たな価値を創出するイノベーションの実現を目標に掲げている。

オープンイノベーションを提唱し、金融事業者、法律事務所、テクノロジー事業者その他の専門家と協働して、業種の枠組みを超えて技術やアイデアの流動性を高め、組織内で創出されたサービスをさらに組織外へ展開する事業モデルを推進している。

ブロックチェーン技術を活用した金融イノベーションとして注目されるセキュリティトークンの領域では、現行の日本法の枠組みの下で組成されるSTO(セキュリティ・トークン・オファリング)を意味する自社ブランド、J-STO(ジャパン・セキュリティ・トークン・オファリング)の開発を行い、リーガルアドバイザーのアンダーソン・毛利・友常法律事務所、協働事業者の日本エンジェルズ・インベストメント株式会社【投資運用業、第二種金融商品取引業、投資助言業】(登録番号:関東財務局長(金商)第922号)などの協力を経て、2019年3月に日本で初めての事例となる日本スタイルのSTOを実装した。その後、同年8月に太陽光ファンドのJ-STOを実施。同年10月、自社の第三者割当増資に対してJ-STOを組み込むなど、2019年における日本でSTOを展開することができる唯一の先駆者として精力的に活動し、フォーブス (雑誌)の「注目すべき10人のテック起業家」に選出された。

同年12月には、日本初のセキュリティトークンを活用した資産の譲渡(セカンダリ取引)を実現。日本のセキュリティトークンの分野における先進的な取り組みを行っている。

沿革[編集]

  • 2018年
    • 2月 - ブロックチェーン関連のシステム開発会社として設立、資本金200万円、東京都新宿区
    • 8月 - 資本金を700万円に増資
    • 12月 - ブロックチェーン技術を活用した資金調達スキーム、J-STO fund を開発
  • 2019年
    • 3月 - 資本金を5000万円に増資/シエラレオネ政府とブロックチェーン技術のMOU締結/J-STOによる資金調達を完了
    • 5月 - プライバシーマークの取得
    • 6月 - 本社を東京都港区に移転
    • 8月 - 日本初の太陽光ファンドのJ-STOによる資金調達を完了
    • 10月 - 第三者割当増資を実施、資本金1億円/日本初の株式型セキュリティトークンを用いた第三者割当増資による資金調達J-STO Equity払込完了
    • 12月 - 日本初のセキュリティトークンを通じた資産の譲渡(セカンダリ取引)を実現

外部リンク[編集]