ヤマトプロテック

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ヤマトプロテック株式会社
YAMATO PROTEC CORPORATION
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
108-0071
東京都港区白金台5-17-2
本店所在地 537-0001
大阪府大阪市東成区深江北2-1-10
設立 1923年1月17日
業種 その他製品
法人番号 7120001013874
事業内容 消防用設備機器製造・販売
代表者 代表取締役社長 乾雅俊
資本金 9900万円
売上高 245億9439万円(2016年12月現在)
純利益 2億9572万7000円(2017年12月31日時点)[1]
総資産 184億711万円(2017年12月31日時点)[1]
従業員数 365名(2018年1月現在、正社員、契約社員、派遣社員、パート・アルバイト含む)
決算期 12月
主要子会社 ヤマトプロテック北陸株式会社
ヤマトエンジニアリング株式会社
YSB株式会社
外部リンク http://www.yamatoprotec.co.jp/
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ヤマトプロテック株式会社(英称:YAMATO PROTEC CORPORATION.)は、東京都港区白金台に本社、大阪府大阪市東成区に本店のある、消火器をはじめとする防災機器の総合メーカーである。

社名の"ヤマト"の由来は、敵が放った火を草薙剣で鎮めたと伝えられている、古代神話の英雄、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の"ヤマト"から。 また"プロテック(PROTEC)"は、PROFESSIONAL(専門家)、PROTECTION(防御)、PROPOSAL(提案)、TECHNOLOGY(科学技術)の4つの語の合成語から来ている。

会社概要[編集]

  • 商号 ヤマトプロテック株式会社
  • 本社 東京都港区白金台五丁目17番2号
  • 本店・大阪事業所 大阪市東成区深江北二丁目1番10号
  • 代表取締役社長 乾雅俊
  • 従業員数 355名(2011年1月現在)
  • 資本金 9900万円(2011年1月現在)

支店・営業所[編集]

名古屋支社,札幌支店,仙台支店,さいたま支店,横浜支店,静岡支店,広島支店,福岡支店,松山営業所

工場[編集]

  • 大阪工場(堺市美原区)消火器・消火装置
  • 東京工場(成田) 住宅用火災警報器・制御盤等
  • ベトナム工場  消火器
  • ベトナム第二工場(YP REX VIETNAM) 避難器具

研究所[編集]

  • 中央研究所(中央R&Dセンター)
  • 大阪研究所(大阪工場内)

物流センター[編集]

  • 東京物流センター
  • 大阪物流センター(美原)

リサイクルセンター[編集]

  • 美原(大阪工場内)
  • 城東(大阪市城東区)

海外[編集]

  • ベトナム(YAMATO PROTEC VIETNAM)

グループ・関係会社[編集]

  • ヤマト綜合防災株式会社
  • ヤマトビジネスサービス株式会社
  • ヤマトプロテック尾道株式会社
  • ヤマトプロテック北陸株式会社
  • ヤマトプロテック南九州株式会社
  • ヤマトプロテックベトナム有限責任会社
  • YP REXベトナム有限責任会社

沿革[編集]

  • 1918年 乾音松が大阪で重炭酸ソーダを使用した泡消火薬剤を発明。同年東成郡小橋町にて「ヤマト式消火瓦斯発生器」(転倒式泡消火器)をはじめとする消火器、消火装置の製造販売を開始。
  • 1923年1月 株式会社に改組。社名が株式会社日本(ヤマト)商会製作所となる。
  • 1941年 旧海軍監督工場に指定される。
  • 1949年2月 消防法による消防研究所の国家検定に合格。
  • 1963年3月 日本で初めてABC粉末消火薬剤の開発に成功。
  • 1963年7月 ヤマト消火器株式会社に社名を変更。
  • 1963年9月 取締役社長に乾良次が就任。
  • 1965年1月 ABC粉末消火器の国産第一号「YA-4D」(薬剤量1.2kg,Co2加圧式)発売。
  • 1969年4月 使用後に家庭で再充てんできる、カートリッジ式の家庭用粉末消火器「ヤマトホーム」発売。
  • 1970年 起泡性消火剤「ファイティングフォーム」の開発に成功。界面活性剤を主成分とした薬剤であり浸透性・確実性にも優れ、また泡消火剤でありながら、粉末消火剤に匹敵する即効性を併せ持つ、画期的な消火剤であった。
  • 1970年12月 粉末(ABC)消火器「エクセル」(蓄圧式)シリーズ発売。
  • 1976年 米国キディ社と消火器製造における技術提携契約締結。
  • 1977年4月 機械泡(界面活性剤)消火器「ファイティングフォーム」発売。
  • 1977年7月 水(浸潤剤等入り)消火器「ウォータージェル」発売。
  • 1978年8月 多様な液体可燃物火災に対応する、たん白泡消火薬剤「ヤマトマイティフォーム」発売。
  • 1979年2月 粉末(KU)消火器「モネックス」発売開始。
  • 1979年3月 自動消火装置「ゼロワン」、家庭用煙感知器「けむけむ」発売。
  • 1979年1月 東京支社を東京本社とする。
  • 1980年12月 大阪府南河内郡美原町(現堺市美原区)の工業用地(敷地面積約50,000m2)に大阪工場完成。
  • 1981年4月 瞬間消火スプレー「ヤマトボーイ」発売。
  • 1981年9月 強化液消火器「ローデットスーパー」の自社生産を再開。
  • 1982年1月 各社共通新規格(上抜き式安全栓)適合の消火器「R」シリーズを、業界に先駆けて一部から販売開始。
  • 1986年4月 強化液(中性薬剤)消火器「YNKシリーズ」発売。リン酸塩を主成分とする中性の消火薬液を採用し、消火能力とともに安全性も飛躍的に向上した。
  • 1987年1月 天ぷら油火災に有効なカリ塩系中性強化液消火器「YTK-1」(ブラックボディ)発売。
  • 1987年9月 避難ハッチ「レクスター」発売。
  • 1987年10月 日中共同石油大規模油火災消火実験に「ヤマト長距離泡放射砲システム」で参加。
  • 1987年12月 非常通報装置「テクモスTM-119K」発売(認定第1号)。
  • 1988年2月 社名変更を含めたCI計画を導入。
  • 1988年3月 2号消火栓「クイックリール」(認定第1号)発売。
  • 1989年1月1日 社名をヤマトプロテック株式会社に変更。
  • 1990年3月 2号消火栓「クイックジャケット」発売。
  • 1990年9月 ヘリウム使用の蓄圧式粉末(ABC)消火器「RPシリーズ」発売。
  • 1993年3月 自転車駐輪設備「リフトラック」の事業開始。
  • 1993年9月 TBSラジオでラジオCM放送開始。
  • 1994年3月 ハロンの有償リサイクル事業「ヤマトHBシステム」の業務開始。
  • 1994年4月 消火器の歴史ともいえる転倒式化学泡消火器「YF-8」「YF-10D」の生産を中止(破鉛転倒式「YF-10PD」、「SF-10P(船舶用)」は存続)。
  • 1995年3月 新工法スプリンクラーシステム「SPジャンクション」事業開始。
  • 1995年7月 茨城県稲敷郡に中央研究所開設。
  • 1996年1月 代表取締役社長に乾雅俊、取締役会長に乾良次が就任。
  • 1999年8月 大阪工場ISO 9001認定を受ける。
  • 2000年1月 大阪本社と東京本社を統合し、これまでの東京本社を本社、本社(大阪)を大阪事業所とする(なお、登記上の本店は、現在も大阪事業所である)。
  • 2002年12月 強化液(中性薬剤)消火器「YNK」シリーズを改良新発売。
  • 2005年11月 普及型ABC粉末消火器をモデルチェンジした「YP」シリーズ発売。
  • 2006年4月 消火薬液に高度処理水(純水)を使用し、塩類を含まない浸潤剤を添加して消火能力と機能性を高めた、浸潤剤入り水消火器「アクアシューター」発売。
  • 2007年11月 ステンレス容器採用の蓄圧式消火器「SX」シリーズ発売。
  • 2009年 ETシリーズ以外での全部の消火器にQRコード搭載が実施された。塗装は、赤色でアイコン表示が実施された。
  • 2010年 強化液(中性薬剤)消火器「YNPF」シリーズ発売。
  • 2011年 普及型加圧式粉末消火器のETシリーズを「YP」シリーズに統一し、RシリーズとNRシリーズを「YP-Dシリーズ/YP-Nシリーズ」に、自動車用粉末消火器YAMシリーズを「YPM」シリーズに、ステンレス蓄圧式粉末消火器のSXシリーズを「YASシリーズ」に、ステンレス浸潤剤入り水消火器YWシリーズを「YWX」シリーズに、中性強化液消火器のYNPFシリーズを「YNPF-X」シリーズに変更、普及型蓄圧式消火器の「YA-Xシリーズ」を発売。
  • 2012年 加圧式消火器のYPシリーズを4型と10型の2本に削減、YP-Dシリーズ/YP-Nシリーズを廃止、中性強化液消火器「YNLシリーズ」、自動車用蓄圧式消火器の「YAM-Xシリーズ」を発売。
  • 2013年 中性強化液消火器「YNLシリーズ」、大型蓄圧式車載式消火器の「YA-50X」、「YA-50XⅡ」、住宅用強化液消火器「YTK-1XⅡ」を発売。
  • 2014年 大型蓄圧式車載式消火器の「YA-50XⅢ」、「YA-100X」、二酸化炭素消火器の「YC-Ⅱシリーズ」を発売。
  • 2015年 ステンレス蓄圧式粉末消火器「YAS-Ⅱシリーズ」を発売。
  • 2017年 普及型蓄圧式粉末消火器「YAM-XⅡシリーズ」、水成膜機械泡消火器「YVFシリーズ」を発売。
  • 2018年 界面活性剤入り機械泡消火器の「YFFシリーズ」を廃止。住宅用強化液消火器「YTK-1XⅢ」を発売。加圧式粉末消火器の「YP-4,6,10CT」を発売。

主な製品(過去の商品も含む)[編集]

消火器[編集]

  • ABC粉末消火器(YA・YPシリーズ)
    • ELシリーズ
    • Lシリーズ
    • ERシリーズ
    • Rシリーズ
    • NRシリーズ
    • Sシリーズ
    • ETシリーズ
    • CTシリーズ
    • Aシリーズ「タフヤマト」(耐蝕性強化)
    • Xシリーズ「エクセル」(N2蓄圧式)
    • XLシリーズ「エクセル」(N2蓄圧式)
    • RXシリーズ「エクセル」(N2蓄圧式)
    • RPシリーズ(ヘリウム蓄圧式)
    • YA-Xシリーズ「エクセル」(N2蓄圧式)
    • YA-XⅡシリーズ「エクセル」(N2蓄圧式)
    • YA-10NXシリーズ「エクセル」(N2蓄圧式)
    • Pシリーズ(樹脂本体容器採用)
    • 3500シリーズ(一体成型容器採用)
    • 1800シリーズ
    • ママ消火器
  • ABC粉末消火器
    • FMシリーズ「ファイヤーマン・ボーイ」(DIYショップ専売品)
    • TFシリーズ「タフファミリー」(訪問販売業者専売品)
  • BC粉末消火器
    • YBシリーズ(重炭酸ナトリウム主剤)
    • YB-Mシリーズ「モネックス」(KU粉末薬剤)
    • YXシリーズ「モネックス」(KU粉末薬剤)
  • 強化液(中性)消火器
    • YNKシリーズ(リン酸系)
    • YNPFシリーズ(リン酸系)
    • YNLシリーズ(リン酸系)
    • YTKシリーズ(天ぷら火災用)
  • 強化液消火器
    • YKシリーズ「ローデットスーパー」
  • 化学泡消火器
    • YFシリーズ
  • 機械泡(界面活性剤)消火器
    • YFFシリーズ「ファイティングフォーム」「ファイティングフォームA」
    • YNFシリーズ「ニューファイティングフォーム」(耐アルコール性・再燃防止性強化)
  • 機械泡(水成膜)消火器
    • YLWシリーズ「ライトウォーター」
    • YFAシリーズ「アルファフォーム」
    • YVFシリーズ 「ファイティングフォーム」「ファイティングフォームA」
  • (浸潤剤等入り)消火器
    • YWJシリーズ「ウォータージェル」
    • YWシリーズ「アクアシューター」
  • 二酸化炭素(炭酸ガス)消火器
    • YCシリーズ
  • ハロン1301消火器
    • YHシリーズ
  • ハロン2402消火器
  • アルカリ消火器
  • 四塩化炭素消火器
  • 水槽付手押しポンプ消火器
  • 住宅用(家庭用)消火器シリーズ〔特例基準適応〕
    • YTK-1(ブラック/中性強化液)
    • YTK-1E(ブラック/中性強化液)
    • YTK-1E(中性強化液)
    • YTK-1X(中性強化液)
    • YTK-1XⅢ(中性強化液)
    • YK-1E(強化液)
    • YA-3P(イエローショーカキ/ABC粉末)
    • YA-4P(ABC粉末)
    • YA-5P(ABC粉末)
    • YA-3PX(ABC粉末)
    • YA-4PX(ABC粉末)
    • YA-5PX(ABC粉末)
    • YA-6PX(ABC粉末)
  • 自動車用消火器
    • YAMシリーズ(ABC粉末・蓄圧式)
    • YPMシリーズ(ABC粉末・加圧式)
    • YBMシリーズ(Na粉末)
    • YNKMシリーズ(中性強化液)
  • 船舶用消火器
    • SSA-4L,SSA-4S(小型船舶用)
    • SAシリーズ(持ち運び式、固定式・粉末)
    • SCシリーズ(二酸化炭素)
    • SFシリーズ(化学泡)
  • 海外向け(輸出用)消火器
    • ABC粉末消火器(YA-4L,6L,10L,20L)
    • 二酸化炭素消火器(YC-5,7A,10,15)
    • 機械泡消火器(YFF-3,YFF-6)
    • 化学泡消火器(YF-10P)
    • 水消火器(YWJ-8)

防災用品[編集]

  • ヤマトボーイ(瞬間消火スプレー)
  • ヤマトボーイⅡ(エアゾール式簡易消火具)
  • ヤマトボーイスーパー(エアゾール式簡易消火具)
  • ファイヤーバスター(エアゾール式簡易消火具/自動車用)
  • けむピー(煙式住宅用火災警報器
  • シルバーボックス(消火器・救急薬セット)
  • FFジャケット(防炎服)
  • ゲキタイン・メントール(護身用スプレー)
  • ゲキタイン・ポインター(防犯用蛍光塗料)
  • センサーライト・ライティ(自動照明器具)
  • インクシューター(ATM盗難防止インク噴射装置)

消火設備[編集]

  • ユニットAシリーズ(移動式粉末消火設備)
  • センチネル(移動式粉末消火設備)
  • ユニットK(移動式強化液消火設備)
  • ユニットF(移動式泡消火装置)
  • ユニットJ(移動式水消火装置)
  • パッケージONE(パッケージ型消火設備)
  • エスピオ(厨房用自動消火装置)
  • キッチンエスピオ
  • エイブル(機械用自動消火装置)

その他防災設備・機器[編集]

  • クイックリール(消火栓)
  • クイックジャケット(消火栓)
  • TECMOS(非常用通報装置)
  • レクスター(避難用ハッチ)
  • ファイヤーコマンドカー(泡放射銃積載消火車)
  • ダストブロー400(OA機器用エアダスター)
  • コスモクリーナー(オゾン消臭器)
  • リフトラック(自転車駐輪システム)

☆一部の製品では、三津浜工業、宮田工業、マルヤマエクセルにもOEM供給を行っている製品もある。

脚注[編集]

  1. ^ a b ヤマトプロテック株式会社 第130期決算公告”. kessan.laboneko.jp. 2019年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月17日閲覧。

外部リンク[編集]