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ヤシュワント・シンハ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヤシュワント・シンハ
Yashwant Sinha
世界経済フォーラム東アジア会議に出席するシンハ(2008年)
生年月日 (1937-11-06) 1937年11月6日(88歳)
出生地 イギリス領インド帝国の旗 イギリス領インド帝国ビハール州パトナ
出身校 パトナ大学英語版
前職 公務員
所属政党ジャナタ党→)
ジャナタ・ダル→)
インド人民党→)
全インド草の根会議派
配偶者 ニルマ・シンハ
子女 シャルミナ、ジャヤント、スマント
内閣 第3次ヴァージペーイー内閣
在任期間 2002年7月1日 - 2004年5月22日
インドの旗 財務大臣
内閣 第2次ヴァージペーイー内閣
在任期間 1998年12月5日 - 2002年7月1日
内閣 チャンドラ・シェーカル内閣
在任期間 1990年11月10日 - 1991年6月5日
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ヤシュワント・シンハ(Yashwant Sinha, 1937年11月6日 - )は、インドの元公務員政治家。財務大臣(1990年-1991年、1998年-2002年)や外務大臣(2002年-2004年[1])などの重要ポストを歴任した。かつてはインド人民党(BJP)の上級メンバーにせんしゅつされていたが、その後2018年4月に離党している[2]

2021年3月に全インド草の根会議派(AITC)に参加。その後2022年大統領選挙統一野党候補として出馬するため、AITCを離党した。選挙ではBJP率いる政党連合、国民民主同盟(NDA)候補のドラウパディ・ムルムに敗れ、落選した。

生い立ち

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ビハール州パトナカヤスタ英語版階級の家庭に生まれる[3]パトナ大学英語版で歴史学、同大学院修士課程で政治学を学び1958年に卒業。その後1962年までの5年間、同大で教鞭をとった。

公務員として

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1960年に国家公務員となり、24年以上にわたり重要なポストを歴任した。キャリアの中では副県政務官や県政務官、ビハール州財務局で課長補佐(Under Secretary)、課長(Deputy Secretary)ポストを務めた。また、インド商務省の課長(Deputy Secretary)も務めた[4]

1971年から1973年にかけて、一等書記官(商務担当)として西ドイツの首都ボンに赴任。続いて1974年までフランクフルト総領事として赴任した[5]。この分野で7年以上働いたのち、欧州経済共同体(EEC)とインドとの貿易に関する業務に従事した。その後はビハール州産業・インフラ局やインド産業省で働き、通商や貿易、知財等の業務に従事した[6]

その後、1980年からインド通商省次官補(Joint Secretary)として陸運や港湾などを担当し、1984年に退職した[7]

政治家として

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ジャナタ党時代

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1984年に公務員を退官したシンハは、ジャナタ党員として精力的に活動した。そして1986年には同党の全インド事務局長に就任し、1988年にインド上院(ラージヤ・サバー)議員となった[8]

1989年にジャナタ・ダルが結党されると彼はその事務局長に選出され、1990年にはチャンドラ・シェーカル内閣で財務大臣に就任した[9]

インド人民党時代

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1996年、彼はインド人民党のスポークスパーソンに就任した。そして1998年には同党から立候補し、下院(ローク・サバー)議員となった。1998年には再び財務大臣に就任し、その後2002年には外務大臣となった。2004年総選挙ではインド共産党候補に敗れて落選したが、2005年には再入閣を果たしている。そして2009年6月、インド人民党副代表の座を退いた[10]。2014年に行われた総選挙でも次期首相候補にBJP党首のナレンドラ・モディを推薦する[11]など良好な関係を維持していたが、2018年にインド人民党を離れた。その際には離党理由として「民主主義が大きな危険にさらされているから」とコメントしている[2]

大統領選挙

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2021年3月、彼はかつて所属していたインド人民党候補と戦うため、全インド草の根会議派に入党した。そして同月中に党首マムター・バナルジーから副党首に任命されている。そして2022年大統領選挙では野党統一候補として立候補した[12]が、人民党候補のドラウパディ・ムルムに敗れて落選した[13]


脚注

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  1. “Indian government reshuffled”. BBC News. (2002年7月1日) 2007年9月30日閲覧。
  2. 1 2 Yashwant Sinha Quits BJP, Says India's Democracy Is In Danger”. NDTV.com. 2020年4月30日閲覧。
  3. Yashwant., Sinha (2019). Relentless : an Autobiography of Yashwant Sinha.. Bloomsbury Publishing India Pvt. Ltd. ISBN 978-93-86950-36-9. OCLC 1109811023
  4. Prasad, Anuja, Gireesh Chandra (2018年12月31日). I know I am putting the political career of my son in jeopardy: Yashwant Sinha (英語). mint. 2021年7月2日閲覧。
  5. “Who is Yashwant Sinha?” (英語). India Today. (March 1, 2012) 2021年9月2日閲覧。.
  6. Yashwant Sinha: A brief profile (英語). Hindustan Times (2004年6月22日). 2021年9月2日閲覧。
  7. Yashwant Sinha – The Telegraph”. The Telegraph. 2019年11月6日閲覧。
  8. Sinha, Yashwant (2019年1月5日). Yashwant Sinha asks in his latest book: Where are the jobs? (英語). National Herald. 2019年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月16日閲覧。
  9. Yashwant Sinha | Biography & Facts (英語). Encyclopedia Britannica. 2020年11月16日閲覧。
  10. Yashwant Sinha quits as BJP vice president”. Ibnlive.in.com (2009年6月13日). 2009年6月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月4日閲覧。
  11. 次期首相候補にモディ氏を支持 BJP幹部のシンハ氏”. 日刊インド経済 (2013年1月29日). 2024年3月25日閲覧。
  12. 月間インドニュース(2022年6月)”. 公益財団法人日印協会 (2022年7月15日). 2022年8月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月25日閲覧。
  13. インド新大統領にムルム氏 初の先住民族出身、女性2人目”. 時事ドットコム (2022年7月22日). 2022年7月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月25日閲覧。
公職
先代
ジャスワント・シン
インドの旗 外務大臣
第22代:2002年 - 2004年
次代
ナトワル・シン
先代
P・チダンバラム
マドゥ・ダンダヴァット
インドの旗 財務大臣
1998年 - 2002年
1990年 - 1991年
次代
ジャスワント・シン
マンモハン・シン