マイオ島

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マイオ島
Ilha do Maio
V DSC00097.JPG
飛行機から撮影したマイオ島の北端部。
所在地 カーボベルデの旗 カーボベルデ
所在海域 大西洋
面積 269 km²
最高標高 436 m
Project.svgプロジェクト 地形
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マイオ島 (マイオとう、Maio、カーボベルデ・クレオール語:Dja r’ Mai)は、アフリカ大陸のすぐ西の大西洋上のカーボベルデに属する、ソタヴェント諸島を構成するの1つである。ボア・ヴィスタ島の南、サンティアゴ島の東にある。マイオ島は、カーボベルデでは通常見られない森林が、比較的広域に存在していることで知られている。人口5,435人。

地理[編集]

カーボベルデにおけるマイオ島の位置。
マイオ島の全島地図。

マイオ島内において最も標高の高い地点は、島の中央部やや東寄りに存在するペノーズ山の山頂(437 m)である。なお、島内には他にもバターリャ山など幾つかの山が存在する。テッラ・サルガダスは、北部にある塩で満たされた平野である。島の第一の町はヴィラ・ド・マイオで、空港がある。

島には固有種のトカゲ、周辺海域にはアオウミガメタイマイアカウミガメニシレモンザメイタチザメなどが生息しており、100種以上の渡り鳥がこの島を訪れた。2020年、島と周辺海域が生物圏保護区に指定された[1]

自治体[編集]

歴史[編集]

1460年5月1日に、マイオ島は発見された。

経済[編集]

マイオ島は食塩の採取で繁栄しており、わずかな農業と放牧も行われている。産業が利益を生んでいるものは他にない。

行政[編集]

島全体でマイオ基礎自治体を構成する。

教区[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Maio Biosphere Reserve, Cabo Verde” (英語). UNESCO (2020年11月13日). 2023年1月25日閲覧。

外部リンク[編集]