ブループリント (ロリー・ギャラガーのアルバム)
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『ブループリント』 | ||||
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ロリー・ギャラガー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | マーキー・スタジオ、ポリドール・スタジオ[1] | |||
ジャンル | ブルースロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
ポリドール・レコード クリサリス・レコード(1979年再発盤) カポ・レコード(2000年リマスターCD) | |||
プロデュース | ロリー・ギャラガー | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ロリー・ギャラガー アルバム 年表 | ||||
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『ブループリント』(Blueprint)は、アイルランド出身のミュージシャン、ロリー・ギャラガーが1973年に発表した3作目のスタジオ・アルバム。ライブ・アルバムも含めれば、通算4作目のソロ・アルバムに当たる。
背景
[編集]ギャラガーのバンドの初代ドラマーであったウィルガー・キャンベルは、飛行機恐怖症のためバンドを脱退し、1972年6月より元キリング・フロアのロッド・ディアスが正式ドラマーとなった[4]。また、本作より加入したキーボーディストのルー・マーティンも、ディアスと共にキリング・フロアで活動していた[4]。
本作のジャケットには、当時ギャラガーが使用していたアンプ「パワー・ベイビー」の回路基板の配線図が使用されている[5]。
反響・評価
[編集]全英アルバムチャートでは7週トップ100入りし、最高12位を記録して、『ライヴ・イン・ヨーロッパ』(1972年)に次ぐ高順位となった[2]。アメリカでは1973年5月19日付のBillboard 200で147位に達し、自身2作目の全米トップ200アルバムとなった[3]。
Hal Horowitzはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「このアルバムは、ギャラガーの幅広い音楽的影響の全体像を示している」と評している[6]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はロリー・ギャラガー作。7.はインストゥルメンタル。
- ウォーク・オン・ホット・コールズ - "Walk on Hot Coals" - 7:02
- 沼地の娘 - "Daughter of the Everglades" - 6:13
- バンカーズ・ブルース - "Banker's Blues" (Big Bill Broonzy) - 4:46
- ハンズ・オフ - "Hands Off" - 4:31
- レイス・ザ・ブリーズ - "Race the Breeze" - 6:54
- セヴンス・サン - "Seventh Son of a Seventh Son" - 8:25
- アンミリタリー・トゥー・ステップ - "Unmilitary Two-Step" - 2:49
- イフ・アイ・ハド・ア・リーズン - "If I Had a Reason" - 4:30
2000年リマスターCDボーナス・トラック
[編集]- ストンピン・グラウンド(オルタネイト・ヴァージョン10) - "Stompin' Ground (Alt version 10)" - 3:31
- トリート・ハー・ライト - "Treat Her Right" (Roy Head, Gene Kurtz) - 4:00
参加ミュージシャン
[編集]脚注
[編集]- ^ Rory Gallagher - Blueprint (1973, Vinyl) | Discogs
- ^ a b “RORY GALLAGHER - full Official Chart History”. Official Charts Company. 2019年10月20日閲覧。
- ^ a b “Rory Gallagher Chart History - Billboard 200”. Billboard. 2019年10月20日閲覧。
- ^ a b Perrone, Pierre (2014年8月29日). “Rod de'Ath: Powerhouse drummer at the heart of Rory Gallagher's band during what is held to be the guitarist's best period”. The Independent. 2019年10月20日閲覧。
- ^ 2000年リマスターCD (CAPO 104)ライナーノーツ(Donal Gallagher)
- ^ Horowitz, Hal. “Blueprint - Rory Gallagher”. AllMusic. 2019年10月20日閲覧。