フェリックス・ブラックモン
フェリックス・ブラックモン Félix Bracquemond | |
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![]() ナダールの撮影によるブラックモン | |
生誕 | 1833年5月28日![]() |
死没 | 1914年10月27日(81歳没)![]() |
フェリックス・ブラックモン(フランス語: Félix Bracquemond, 1833年5月28日 - 1914年10月27日)はフランスの画家、版画家、陶芸家である。
略歴[編集]
パリで生まれた。乗馬学校の講師見習いとして働いた後[1] 、版画工房で働き始め、ドミニク・アングルに学んだことのあるジョゼフ・ギシャールに才能を認められ、ギシャールの工房に迎えられた。19歳になった1852年にサロン・ド・パリに出展し、美術評論家テオフィル・ゴーティエらに注目された。
1863年には版画を出展するが、この時審査で落選し、この年落選した多くの芸術家の請願によって開かれた「落選展」に出展した。1862年にエッチング版画家協会(Société des Aquafortistes)に入会した[2]。友人になったエドゥアール・マネや、アンリ・ファンタン=ラトゥール、アルフォンス・ルグロ、ヨハン・ヨンキント、オーギュスタン・テオデュール・リボーといった印象派の画家も版画に取り組むことになった。
1869年に「印象派」の画家、マリー(結婚前の姓、Quivoron-Pasquiou)と結婚した。1870年頃にはセーヴルの陶器会社などのために陶器のデザインもした。
印象派の画家たちとの交流から、1874年に開かれた第1回印象派展に、肖像版画やターナーやアングルの原画をもとにした複製版画を出展した。1879年の第4回の印象派展にも出展した[3] 。
作品[編集]
参考文献[編集]
- ^ Sophie Monneret, L'Impressionnisme et son époque : dictionnaire international
- ^ Valérie Sueur, « L’éditeur Alfred Cadart (1828-1875) et le renouveau de l’eau-forte originale », in Europeana Newspapers, avril 2013 — lire sur Gallica.
- ^ Carine, Girac-Marinier (2011). “De Monet à Turner”. In Larousse (フランス語). Découvrir les Impressionnistes. Paris. pp. 92. ISBN 978-2-03-586373-7. OCLC 866801730, p. 26 (lire en ligne, accessed 4 April 2014)