ファン・フランシスコ・エストラーダ

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ファン・フランシスコ・エストラーダ
基本情報
本名 ファン・フランシスコ・エストラーダ・ロメロ
通称 El Gallo
階級 スーパーフライ級
身長 163cm
リーチ 168cm
国籍 メキシコの旗 メキシコ
誕生日 (1990-04-14) 1990年4月14日(26歳)
出身地 ソノラ州プエルト・ペニャスコ
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 36
勝ち 34
KO勝ち 24
敗け 2
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ファン・フランシスコ・エストラーダJuan Francisco Estrada、男性、1990年4月14日 - )は、メキシコプロボクサーソノラ州プエルト・ペニャスコ出身。元WBAWBO世界フライ級スーパー王者。KO率67%以上の強打と豊富なスタミナを持ち、手数の多さとボディショットと右フックを軸とした攻撃に定評がある。フェルナンド・ベルトランが代表を務めるサンフェル所属。

来歴[ソースを編集]

2008年8月30日、ソノラ州エルモシージョのエキスポ・フォルムでセルヒオ・チャベスと対戦し、3-0の判定勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った。

2010年10月2日、プエルト・ペニャスコにあるペニャスコ・デル・ソルにて、マヌエル・アルメンダリスとWBCムンドヒスパノスーパーフライ級王座決定戦で対戦し、2回TKO勝ち。王座獲得に成功した。

2011年5月14日、シナロア州ロスモチスにて、のちのIBF世界スーパーフライ級王者ファン・カルロス・サンチェス・ジュニアと対戦。初回にダウンを奪われ、8回にダウンを奪い返して追い上げるもプロ初黒星となる0-3の判定負けを喫した。

2012年6月23日、アーディン・ディアル(フィリピン)と対戦。初回に2度ダウンを奪うと、2回にボディショット一撃でダウンを奪い、2回2分22秒KO勝ちを収め、IBF世界ライトフライ級5位にランクインしWBO世界ライトフライ級5位にもランクインした。

2012年11月17日、世界初挑戦がアメリカデビュー。カリフォルニア州ロサンゼルスロサンゼルス・スポーツ・アリーナで、WBA世界ライトフライ級王者ローマン・ゴンサレスと対戦。強打の対戦は初回から手数の多さのエストラーダと的確なパンチを放つゴンサレスの両者の持ち味が出た好試合となるが、結局判定までもつれ、0-3の判定負けを喫した[1]

2013年4月6日、マカオにあるザ・ベネチアン・マカオの中にあるコタイ・アリーナで、WBA・WBO世界フライ級スーパー王者ブライアン・ビロリアに挑戦。エストラーダはWBA世界フライ級14位・WBO世界フライ級9位だった。初回からボディを軸に攻撃するが、ビロリアに押される展開になり、2回に右のパンチをもらってひざが一瞬崩れてダウン寸前になった。7回終了時には3点差でビロリアにリードされるが、8回からはエストラーダが積極的に前に出てボディショットから右フックにつなげて盛り返し、最終12回にはあわやビロリアをストップ寸前まで追い詰め、結果は2-1の判定勝ち。一人は2点差(113-115)でビロリアにつけ、二人は(117-111、116-111)と5、6点差でエストラーダにつけた。世界王座2度目の挑戦にしてフライ級最強と言われたビロリアから殊勲の勝利を収め、WBAスーパー王座、WBO王座獲得に成功した[2]

試合後、WBA世界ライトフライ級スーパー王者ローマン・ゴンサレスが「ガジョ(エストラーダのニックネーム)の勝利を祝福します。すばらしいパフォーマンスでした。おそらく判定はユナニマスでよかったと思いますが、これはよくあることです。世界チャンピオンに値するいいボクサーです。」とエストラーダに祝福のメッセージを送り、「もし私にリベンジしたいなら、112ポンド(フライ級)で私にチャンスを与えてほしい」と再戦要請とも取れる発言もした[3]

2013年7月27日、マカオにあるザ・ベネチアン・マカオの中にあるコタイ・アリーナにて、WBA世界フライ級9位でWBO世界フライ級1位のミラン・メリンドフィリピン)と対戦し、12回3-0(117-109、2者が118-109)の判定勝ちを収めWBAスーパー王座とWBO王座は指名試合を制しての初防衛に成功した。敗れたメリンドはこの試合がプロ初黒星となった[4]

2014年4月26日、プエルト・ペニャスコのセントロ・デ・コンベンシオネス・プエルト・ペニャスコでWBO世界フライ級10位のリッチー・メプラナムと対戦し、9回終了TKO勝ちを収めのWBAスーパー王座とWBO王座2度目の防衛に成功した[5]

2014年9月6日、メキシコシティアレナ・シウダ・デ・メヒコでWBA・WBO世界ライトフライ級スーパー王者でWBO世界フライ級1位のジョバンニ・セグラと対戦し、11回1分33秒TKO勝ちを収めWBAスーパー王座とWBO王座の3度目の防衛に成功した[6]

2014年9月17日、WBOは最新ランキングを発表し、上述のセグラ戦の勝利が評価され、エストラーダはWBOの2014年9月度の月間MVPに選出された[7]

2014年10月10日、WBAは最新ランキングを発表し、上述のセグラ戦の勝利が評価され、エストラーダはWBAの2014年9月度の月間優秀選手に選出された[8][9][10]

2014年12月6日、ソノラ州エルモシージョのセントロ・デ・ウソス・ムルティプレスでWBA世界フライ級9位でWBO世界フライ級8位のジョーバート・アルバレス(フィリピン)とフライ級10回戦を行い、10回3-0(98-92、2者が99-91)の判定勝ちを収めた[11]。当初はWBAとWBO王座の防衛戦の予定だったがWBAがタイトルマッチを認定しなかった。

2015年3月28日、ユカタン州メリダポリフォルム・サムナでWBA世界フライ級15位でWBO世界フライ級12位のロンメル・アセンホ(フィリピン)と対戦し、3回43秒TKO勝ちを収めWBAスーパー王座の4度目の防衛、WBO王座の4度目の防衛に成功した[12][13]

2015年9月26日、プエルト・ペニャスコのセントロ・デ・コンベンシオネス・プエルト・ペニャスコでWBA世界フライ級3位でWBO世界フライ級3位のエルナン・マルケスと対戦し、10回2分16秒KO勝ちを収めWBAスーパー王座とWBO王座の5度目の防衛に成功した[14][15]

2016年7月17日、WBAはWBA・WBO世界フライ級スーパー王者ファン・フランシスコ・エストラーダとWBA世界フライ級正規王者井岡一翔に対し、王座統一戦を行うよう指令を出した。同年8月20日までに合意に至らなければ入札になるとのこと[16][17]

2016年9月14日、WBA世界フライ級スーパー王座を返上した[18][19][20]

2016年9月15日、スーパーフライ級に転向する為にWBO世界フライ級王座を返上した[21]。同日、WBAは最新ランキングを発表し、WBA世界フライ級スーパー王座を返上したエストラーダをWBA世界フライ級ランキングから除外した[22][23]

2016年9月17日、WBOは最新ランキングを発表し、エストラーダをWBO世界スーパーフライ級2位にランクインした[24][25]

2016年10月8日、プエルト・ペニャスコのエスタディオ・フランシスコ・レオン・ガルシアでレイモンド・タブゴンとスーパーフライ級10回戦を行い、10回3-0(3者共100-90)の判定勝ちを収めた[26][27]

2016年10月13日、WBCは最新ランキングを発表し、エストラーダをWBC世界スーパーフライ級3位にランクインした[28][29]

獲得タイトル[ソースを編集]

脚注[ソースを編集]

  1. ^ ロマゴン激戦制しV5 ボクシングニュース「Box-on!」 2012年11月18日
  2. ^ ビロリア失速 エストラーダ殊勲の2冠奪取 ボクシングニュース「Box-on!」 2013年4月7日
  3. ^ ロマゴンが新王者エストラーダを祝福 ボクシングニュース「Box-on!」 2013年4月9日
  4. ^ エストラーダ、2冠堅守 ボクシングニュース「Box-on!」 2013年7月28日
  5. ^ エストラーダ、曲者メプラナムをストップ Boxing News(ボクシングニュース) 2014年4月27日
  6. ^ エストラーダがセグラをTKO ロマゴンと統一戦希望 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年9月7日
  7. ^ 野中悠樹、井上拓真らWBOランクイン Boxing News(ボクシングニュース) 2014年9月18日
  8. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2014年10月10日
  9. ^ Floyd Mayweather Jr WBA boxer of the month WBA公式サイト 2014年10月10日
  10. ^ 宮崎亮、五十嵐俊幸、松本亮らがWBAランク入り Boxing News(ボクシングニュース) 2014年10月11日
  11. ^ エストレージャが三浦隆司挑戦に名乗り Boxing News(ボクシングニュース) 2014年12月7日
  12. ^ Estrada crushes Asenjo to retain fly belts WBA公式サイト 2015年3月29日
  13. ^ エストラーダTKO勝ちでV4、WBA・WBOフライ級 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年3月29日
  14. ^ Sparks Fly in Sonora: El Gallo Retains via KO WBA公式サイト 2015年9月27日
  15. ^ エストラーダがマルケスに快勝、フライ級統一王座V5 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年9月27日
  16. ^ WBA Orders Flyweight Unification Bout Between Estrada and Ioka WBA公式サイト 2016年7月17日
  17. ^ WBAが井岡一翔と統一王者エストラーダの対戦指示 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年7月19日
  18. ^ Juan Francisco Estrada Vacates WBA Flyweight Title Fightnews.com 2016年9月14日
  19. ^ Juan Francisco Estrada Vacates WBA Flyweight Title WBA公式サイト 2016年9月14日
  20. ^ エストラーダWBA王座返上、井岡一翔戦は遠のく Boxing News(ボクシングニュース) 2016年9月15日
  21. ^ エストラーダWBOも返上、S・フライ級ヒートアップ Boxing News(ボクシングニュース) 2016年9月16日
  22. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2015年9月15日
  23. ^ TV『復活をかけた男たち』、田口良一が月間準MVP Boxing News(ボクシングニュース) 2016年9月17日
  24. ^ WBO RANKING SEPTEMBER 2016 WBO公式サイト 2016年9月17日
  25. ^ AP王座獲得の近藤明広&渡邉卓也、WBOランク入り Boxing News(ボクシングニュース) 2016年9月26日
  26. ^ Estrada goes the full ten against Tabugon Fightnews.com 2016年10月9日
  27. ^ エストラーダ完封勝ち、地元で復帰戦飾る Boxing News(ボクシングニュース) 2016年10月9日
  28. ^ RATINGS WBC公式サイト 2016年10月13日
  29. ^ 丸田陽七太らWBCランク入り、陥落のクアドラス1位 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年10月14日

関連項目[ソースを編集]

外部リンク[ソースを編集]

前WBA・WBOスーパー王者
ブライアン・ビロリア
WBA世界フライ級スーパー王者
2013年4月6日 - 2016年9月14日(返上)
次スーパー王者
返上により消滅
前王者
ブライアン・ビロリア
第15代WBO世界フライ級王者

2013年4月6日 - 2016年9月15日(返上)

空位
次タイトル獲得者
鄒市明