パパ・ドント・プリーチ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
パパ・ドント・プリーチ
マドンナシングル
初出アルバム『トゥルー・ブルー
リリース
ジャンル ダンス・ポップ
時間
レーベル サイアーワーナー・ブラザース・レコード
作詞・作曲 ブライアン・エリオット、マドンナ
チャート最高順位
  • 1位(米国・イギリス[1]
マドンナ シングル 年表
リヴ・トゥ・テル
(1986年)
パパ・ドント・プリーチ
(1986年)
トゥルー・ブルー
(1986年)
ミュージックビデオ
「Papa Don't Preach」 - YouTube
テンプレートを表示

パパ・ドント・プリーチ」(Papa Don't Preach)は、1986年にリリースされたマドンナの楽曲。3枚目のアルバム『トゥルー・ブルー』から2枚目のシングル・カット。

概要[編集]

作詞・作曲はブライアン・エリオットとマドンナ。

ビルボード誌の総合チャートBillboard Hot 100で2週連続1位となり[2]、他にも11か国のヒット・チャートで1位を獲得。

プロモーション・ビデオ[編集]

"未婚、未成年での出産"という、アメリカ社会が抱える問題がクローズアップされている。設定は父と娘だけの中流家庭。少女時代の幸福な時代から、成長し、一人の青年と出会い、愛し合った結果、妊娠してしまうという、ストレートなメッセージ性を持った作品である。それまでのヒット曲「ライク・ア・ヴァージン」や「マテリアル・ガール」に描かれたイメージとは一転して、異色とも言えるリアリティを持つビデオである。著名な俳優であるダニー・アイエロが父親役として出演している。監督はジェームズ・フォーリー

1987年MTV最優秀女性ビデオ賞 (en:MTV Video Music Award for Best Female Video) を受賞した。

収録曲[編集]

日本盤 7" シングル

  1. パパ・ドント・プリーチ - 4:27
  2. シンク・オブ・ミー - 4:54

カバー[編集]

1986年のアルバム『Venus』で長山洋子が日本語でカバーをした。ケリー・オズボーンオジー・オズボーンの娘)が2002年にこの曲をカバーし、歌手デビューした。同バージョンは、テレビ番組『オズボーンズ』のサウンドトラック・アルバムや、ケリーのデビュー・アルバム『シャット・アップ』にも収録。 2005年に中林芽依がシングル「Sympathy」でカップリング曲としてカバーした。

脚注[編集]

  1. ^ Madonna|full Official Chart History”. Official Charts. 2022年12月25日閲覧。
  2. ^ Madonna”. Billboard. 2023年1月16日閲覧。