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バーベナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クマツヅラ属
Verbena peruviana
Verbena peruviana
(2004年9月、ラスベガス
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : シソ類 lamiids
: シソ目 Lamiales
: クマツヅラ科
: クマツヅラ連 Verbeneae
: クマツヅラ属 Verbena
学名
Verbena L.
英名
vervain

バーベナ(美女桜[1]学名: Verbena 英語発音: [vərˈbiːnə])はクマツヅラ科クマツヅラ属(バーベナ属)の総称。約250一年草および多年草を含む。ヴァーベナと表記されたり、ビジョザクラ(美女桜)などの名でも呼ばれる。ハーブとしては、フランス語風にヴェルヴェーヌ(verveine)とも呼ばれる。

形態・生態

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高さは、のように地面を這うものから1mを超すものまである。

はたいてい単葉対生し、細かく裂けるものもある。花期は4月から11月頃まで。

は小型で、花弁は5裂する。色は白、ピンク、紫、青など。総状花序になる。

耐寒性のものは数種しかなく、多くは非耐寒性であるが、耐霜性の種では最低マイナス10度までの温度低下に耐えられる[2]

増やす場合、多年草は、春と秋に挿し芽をする。一年草は種で増やすことができる。なお、栄養系のバーベナは挿し芽で増やす。

名称

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日本では、さくら草に似ているところから、「美女桜」の別名がある。

西洋では、昔から、宗教や魔法と関係のある植物といわれている。ケルト語では「魔女の薬草」という意味。ローマ時代は、ジュピターの祭壇を清めるために用いられ、ペルシャでは、太陽を崇める儀式で、巫女が手にする植物だった。ハンガリーではこの薬を手に差し込むと、錠前を簡単に開けられるとの言い伝えから、「錠前はずしの薬草」と呼ばれていた[3]

分布

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大部分はアメリカ大陸熱帯から温帯地方に分布し、一部は南ヨーロッパアジアなど、ユーラシア大陸などに自生する。

下位分類

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園芸用に栽培される雑種が多数ある。

脚注

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  1. 落合直文「ばあべな」『言泉:日本大辞典』 第四、芳賀矢一改修、大倉書店、1927年、3535頁。
  2. 英国王立園芸協会監修「A-Z園芸植物百科事典」誠文堂出版2003年
  3. 瀧井康勝『366日 誕生花の本』日本ヴォーグ社、1990年11月30日、179頁。
  4. 日本帰化植物写真図鑑 第2巻』 193頁。
  5. 波田善夫. ダキバアレチハナガサ Verbena incompta”. 植物雑学事典. 岡山理科大学生物地球学部. 2013年10月10日閲覧。

参考文献

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  • 清水矩宏・森田弘彦・廣田伸七編著『日本帰化植物写真図鑑 : Plant invader 600種』全国農村教育協会、2001年、262-265頁。ISBN 4-88137-085-5 
  • 植村修二ほか編著『日本帰化植物写真図鑑 : Plant invader 500種 第2巻』全国農村教育協会、2010年、192-194頁。ISBN 978-4-88137-155-8 

関連項目

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外部リンク

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