バルトアンデルス

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阿呆物語の扉絵。1669年

バルトアンデルス:Baldanders)はホルヘ・ルイス・ボルヘスの『幻獣辞典』に登場する架空の生き物。元となったのはギリシア神話に登場する変身の術の巧みな神プロテウスであり、16世紀にハンス・ザックスにより創作されたという。

概要[編集]

名前について、「すぐに別のもの」を意味する。これは「すぐに」(Bald)と「べつのもの」(Anders)のドイツ語の組み合わせに由来している。 文献的に最古のものはハンス・ザックスによって書かれた詩によるものである。 その名が著名になったのはハンス・ヤーコプ・クリストッフェル・フォン・グリンメルスハウゼン阿呆物語によったもので、同書では悪魔と言った類いでは無く、ただ千変万化と言う存在そのものとして扱われている。 生まれは天国とされ、動向や傾向は世界が終わるまで変わらないと言う。

姿はしばしば、人体の胴体と頭部を持っているとされる。単一のヤギの脚が臀部に取り付けられているか、ヤギの脚と鳥の足が一緒になっており、魚の尾、鳥の翼を持っているとされている。

バルトアンデルスという名前の存在の登場する作品[編集]

関連項目[編集]