バッファロー (原子力潜水艦)

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艦歴
発注 1976年2月23日
起工 1980年1月25日
進水 1982年5月8日
就役 1983年11月5日
除役 2017年5月26日
除籍 2019年1月30日
その後 除籍
母港 グアム
性能諸元
排水量 満載:6,142 トン、基準:5,771 トン
全長 110.3 m (362 ft)
全幅 10 m (33 ft)
喫水 9.7 m (32 ft)
最大速 水上25 kt (46 km/h)、水中30+ kt (56 km/h)
潜行深度 290 m (950 ft)
機関 S6G reactor 1基
乗員 士官12名、兵員98名
モットー

バッファロー(USS Buffalo, SSN-715)は、アメリカ海軍ロサンゼルス級原子力潜水艦の28番艦。艦名はニューヨーク州バッファローに因んで命名された。都市名を持つ艦としては未完成のファーゴ級軽巡洋艦5番艦(CL-110)以来3隻目だが、初代バッファロー(CL-99)も起工直後に空母バターン (CVL-29)に改名・改造されているため、バッファローの名で就役したのは初めてである。ハルナンバー採用以前の2隻の「バッファロー号」はアメリカバイソンの通称に由来するといわれる。

艦歴[編集]

バッファローの建造は1976年2月23日にバージニア州ニューポート・ニューズニューポート・ニューズ造船所に発注され、1980年1月25日に起工した。1982年5月8日にジョアン・ケンプ夫人によって命名、進水し、1983年11月5日にG・マイケル・ヒューイット艦長の指揮下就役した。

1999年にバッファローはドライデッキ・シェルター(Dry Deck Shelter, DDS)の搭載ができるように改修が行われた。2002年にはハワイ州真珠湾乾ドック入りし、ハワイで核燃料を補給した最初の艦となった。

2005年11月後半には内蔵衛星通信機で情報収集できる水中グライダーを格納するためにDDSが使用された。2017年5月、退役した。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]