ハナイカダ

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ハナイカダ
Helwingia japonica m.jpg
町田市えびね苑で撮影
分類クロンキスト体系
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: ミズキ目 Cornales
: ミズキ科 Cornaceae
: ハナイカダ属 Helwingia
: ハナイカダ H. japonica
学名
Helwingia japonica
(Thunb.) F.Dietr. (1817)
和名
ハナイカダ(花筏)
ヨメノナミダ(嫁の涙)
ハナイカダ
分類APG植物分類体系
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperm
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 Core eudicots
階級なし : キク類 Asterids
階級なし : 真正キク類II Euasterid II
: モチノキ目 Aquifoliales
: ハナイカダ科 Helwingiaceae
: ハナイカダ属 Helwingia
: ハナイカダ H. japonica

ハナイカダ(花筏、Helwingia japonica)はミズキ科の落葉低木。別名、ヨメノナミダ(嫁の涙)。北海道南部以南の森林に自生する。の上にが咲くのが特徴である。

形態[編集]

落葉性の低木で、高さは2m程度、太くはならない。若い枝は緑色で無毛、あまり木質でない。葉は互生、楕円形で長さ6-12cm、楕円形で浅い緑色で柔らかい。その縁は低い鋸歯になっており、それぞれの先端が少し突き出す。

雌雄異株。花は淡緑色で、子房下位、花弁は3-4枚。春に葉の中央に1-2個(雌花)または数個(雄花)の花が咲く。果実は黒い液果で種子を2-4個含む。この液果は甘味があり食べられる。

花の位置について[編集]

花とは、本来は一つの枝の先端に生殖用の葉が集まったものであり、芽の出来る位置に作られる。従って葉に花が付くわけはない。この植物の場合、進化的には花序は葉腋から出たもので、その軸が葉の主脈と癒合したためにこの形になったと考えられる。

名前の由来は花筏であり、花の載った葉をに見立てたものである。

分類[編集]

亜種として南西諸島にリュウキュウハナイカダvar. liukiuensis台湾にタイワンハナイカダvar. formosanaが分布する。同属にはH. chinensisH. himalaicaがあり、中国南部、ヒマラヤに分布する。

ギャラリー[編集]

ハナイカダ科[編集]

ハナイカダ属は従来ミズキ科に入れられていたが、APG植物分類体系ではモチノキ目の中の独立のハナイカダ科としている。

参考文献[編集]

  • 北村四郎・村田源、『原色日本植物図鑑・木本編I』、(1971)、保育社
  • 牧野富太郎、『牧野 新日本植物図鑑』、(1961)、図鑑の北隆館