ハトヤ

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ハトヤホテル

ハトヤホテルHatoya Hotel)は、静岡県伊東市岡1391に本社を構えるホテルである。運営は冨士商事株式会社。「伊東に行くならハトヤ 電話は4126(よい風呂)…」のCMソング野坂昭如作詞、いずみたく作曲)でその名を知られている。

沿革[編集]

  • 1947年、当時サラリーマンであった原口清二が、当時あった14室の「ハトヤ旅館」を譲りうけて開業したのが始まりである。この「ハトヤ旅館」の元の所有者[1]が、鳩を出すのが得意な手品師だったため、そこから「ハトヤ」という名称をつけたという。また、初代の14室の建物は、新しく改装される際に移築されたそうで、その移築先の名前は「小鳩莊」であったという。その後、「ハトヤホテル」という名称で経営は好調で、特に1961年からは「伊東に行くならハトヤ」(サンハトヤ開業時の一時期は「伊東に2つのハトヤ」に変更していた時期もあった)という歌のテレビCMで関東、東海、近畿地区で一躍有名になった。
  • 1975年、ハトヤホテルの3代目が姉妹ホテルサンハトヤを創業。そこに「ハトヤ大漁苑」も作られた。

テレビCM[編集]

1961年に放映された協和広告が制作したCMから「伊東に行くならハトヤ」というキャッチコピーを用いている。ザ・ドリフターズビートたけし等のお笑い芸人もネタにする程である(サンハトヤ開業後に、全体の歌詞の一部が変化したこともある)。

メインターゲットは関東圏だが、1990年代前半まで全国ネットでアニメ番組(テレビ朝日藤子不二雄アニメ等)等のCMとして放映されていたこともある。1990年代はテレビ朝日で日曜日早朝の再放送アニメ枠・深夜枠を中心に頻繁にCMを流していた。また同じくテレビ朝日系で月曜日から金曜日まで午前9時半から放送の帯番組「100万円クイズハンター」の商品として、毎週木曜日放送分にハトヤ又はサンハトヤ(隔週入れ替わり)の宿泊券が提供されていた。

現在は静岡県内の民放テレビ局のほか、関東のテレビ神奈川・テレビ朝日(関東ローカルの昼間時間帯)でスポット放映されている[2]

以下に、過去に放送されたテレビCMの中で有名な作品の一部を挙げる。

  • 「ねぇねぇ、いいとこ知ってる?」「どこや?」「ハトヤ!」2羽のハトが会話している。
  • ハトヤ消防隊が登場し安全性をアピールするもの。上記のハトが「消防隊に敬礼!」と言うバージョンもある。
  • 「4126体操」水着の女性と子供が体操している。かたせ梨乃が出演していた。
  • 「前は海、後はハトヤの大漁苑」ハトヤ大漁苑CM。宮城県民謡「斎太郎節」の替え歌が流れたあと「釣れば釣るほど安くなる三段逆スライド方式」と触れ込む(後述)。釣堀は夏季休業。
  • 浦島太郎の替え歌で、大漁苑のアピールをするもの。

過去のCMの一部は、「ハトヤグループ」のWEBサイトにて見ることができる。

三段逆スライド方式[編集]

ハトヤ大漁苑にある釣堀で、釣り上げた魚が多ければ多いほど安くなる、という方式(魚はお持ち帰り。持ち帰り用箱は200円)。三段階に割引。逆に言うとあまり釣れない場合、割高である。

釣堀料金

  • 餌代・竿代 - 300円
  • あじ - 5匹まで1匹400円 / 6匹目350円 / 7匹目以降300円
  • 真鯛 - 1匹1500円 / 2匹目1400円 / 3匹目以降1300円

各ホテル[編集]

ハトヤ消防隊車庫

ハトヤホテル[編集]

静岡県伊東市岡1391)

  • 伊東市街地にある。山地に位置するためハトヤ通には「山ハト(やまはと)」ともいわれる。ハトヤ消防隊の車庫がある。

ホテルサンハトヤ[編集]

静岡県伊東市湯川堅岩572-12)

  • 国道135号沿いで海に面したところにある高層ホテル。壁面に「サンハトヤ」の赤い文字が目印。
  • 最近テレビなどでよく見かけるハトヤは大抵このサンハトヤ。ハトヤ通には「海ハト」といわれる。
  • サンハトヤには日帰りでも利用できるレストラン大漁苑や海底温泉千石風呂が隣接している。ハトヤからは両者を結ぶ送迎バスを利用する。

脚注[編集]

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  1. ^ ハトヤホテルの創業者ではない。
  2. ^ この他、ラジオ版のCMもTBSラジオで放送されている。

外部リンク[編集]