ネカマ
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ネカマとは、姿が見えず素性がわからないネットワーク社会の匿名性を利用して、男性が女性を装うこと及び装っている人、またその行為[1][2]。「ネットおかま」が略語化されて出来た言葉[2]で、インターネット以前のパソコン通信時代から用いられている[3]。法学者の白田秀彰によれば、インターネットの黎明期から男性が女性を装う事例は存在しており、(当時は女性の利用者が極端に少なかったこともあって)女性であると自称しているものがいればまずネカマであるか疑うのが常識であったという[4]。
ネカマの対義語として、ネカマとは逆に「女性が男性を装う」ことをネナベという。「ネットおなべ」が略語化されて出来た言葉であり、ネット上の匿名性を利用する点でも共通である。
相手の積極的な協力がない状態で確実に判別する方法はなく、またネナベも存在することから、どの程度の利用者が現実の性と違う性を装っているかは結局のところわからない。
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 浅井, 亮子「情報通信技術が広げる性の多層性表出の可能性」『Informatics』第2巻第2号、明治大学、2009年、57-64頁。