デッドリイ・ドライブ

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デッドリイ・ドライブ
Deadly Drive
伊藤銀次シングル
初出アルバム『DEADLY DRIVE
B面 マセラティ・メラクSS(実況効果音)
リリース
規格 7"シングルレコード
録音
  • Rockwell Studio,
  • Onkio Haus,
  • Sound City Studio
  • & Warner Pioneer Studio
ジャンル
レーベル
作詞・作曲 伊藤銀次 · 村松邦男
プロデュース 伊藤銀次
伊藤銀次 シングル 年表
  • デッドリイ・ドライブ
  • (1977年 (1977)
DEADLY DRIVE 収録曲
SIDE ONE
  1. 風になれるなら
  2. I'm Telling You Now(好きなんだ)
  3. Deadly Drive(デッドリイ・ドライブ)
  4. こぬか雨
SIDE TWO
  1. King Kong(キング・コング)
  2. あの時はどしゃぶり
  3. Sweet Daddy(スウィート・ダディ)
  4. Hobo's Lullaby(ホーボーズ・ララバイ)
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デッドリイ・ドライブ」(DEADLY DRIVE)は、1977年6月25日に発売された伊藤銀次(クレジットは“GINJI ITO & HIS GROUP”名義)通算5作目のシングル

解説[編集]

「デッドリイ・ドライブ」はアルバム『DEADLY DRIVE[注 1]からのシングル・カット曲。

伊藤銀次によればシュガー・ベイブがCMのために作った「ベルベット・ムーン」という曲を村松邦男と一緒にいじったという、インストゥルメンタル・ナンバー[1]。アルバムからのリカットに際し、ディレクター知久悟司からのアイディアでスーパーカー・ブームを意識して、サーキットやレーシング・カーの効果音を後から被せて新たにミックスし直されている(ただしクラッシュ音はカット)。B面にはシングルのジャケットにも使われたマセラティ・メラクSSの実況効果音が収録されている。

シングル・ヴァージョンの「デッドリイ・ドライブ」は永らく未CD化のままだったが、『DEADLY DRIVE』の24bitデジタル・リマスタリング、紙ジャケット仕様再発盤にボーナス・トラックで収録、CD化された[注 2]ほか、2017年 (2017)リリースの『DEADLY DRIVE 40th Anniversary Deluxe Edition[注 3]には、「デッドリイ・ドライブ」「マセラティ・メラクSS(実況効果音)」とも“アルバム未収録 Single Tracks”として収録。「マセラティ・メラクSS(実況効果音)」は初CD化となった。

収録曲[編集]

SIDE A[編集]

  1. デッドリイ・ドライブ  – (4:11)
    作曲:伊藤銀次 · 村松邦男、編曲:伊藤銀次

SIDE B[編集]

  1. マセラティ・メラクSS(実況効果音) – (4:48)
    クラクション〜ヘッド・ライト開閉〜ウインカー〜ワイパー〜ドア開閉〜エンジン始動〜アイドリング〜スタート〜通過音〜走行音〜サイドブレーキ

レコーディング・メンバー[編集]

デッドリイ・ドライブ[編集]

クレジット (L-4037Y)[編集]

  • Arranged by 伊藤銀次
  • Produced by 伊藤銀次
  • Directed by 知久悟司, 柏原卓
  • Engineered by 島雄一
  • Recorded at Rockwell Studio, Onkio Haus, Sound City Studio & Warner Pioneer Studio

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ DEADLY DRIVE』 1977年5月25日 (1977-05-25)発売 ASYLUMWARNER PIONEER LP:L-4037Y
  2. ^ DEADLY DRIVE』 2008年2月20日 (2008-02-20)発売 ASYLUM ⁄ WARNER MUSIC JAPAN CD:WPCL-10455
  3. ^ DEADLY DRIVE 40th Anniversary Deluxe Edition』 2017年5月24日 (2017-05-24)発売 WARNER MUSIC JAPAN 2SHM-CD:WPCL-12639/40

出典[編集]

  1. ^ 伊藤銀次「MUSICIAN FILE 伊藤銀次徹底研究」『ミュージック・ステディ』第3巻第3号、ステディ出版、1983年8月20日、137-145頁“Talking About My Songs”