ディスタービア (映画)
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ディスタービア | |
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Disturbia | |
監督 | D・J・カルーソー |
脚本 |
クリストファー・B・ランドン カール・エルスワース |
製作 |
ジョー・メジャック E・ベネット・ウォルシュ ジャッキー・マーカス |
製作総指揮 |
アイヴァン・ライトマン トム・ポロック |
出演者 |
シャイア・ラブーフ サラ・ローマー アーロン・ヨー デヴィッド・モース キャリー=アン・モス |
音楽 | ジェフ・ザネリ |
主題歌 |
キングス・オブ・レオン 「テイパー・ジーン・ガール」 |
撮影 | ロジェ・ストファーズ |
編集 | ジム・ペイジ |
配給 |
パラマウント映画 角川映画/角川エンタテインメント |
公開 |
2007年4月13日 2007年11月10日 |
上映時間 | 104分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $20,000,000 |
興行収入 |
$80,818,974[1] $118,537,627[1] |
『ディスタービア』(原題:Disturbia)は、2007年にアメリカで製作されたサスペンス映画。D・J・カルーソ監督、シャイア・ラブーフ主演作品。アメリカでは3週連続で1位を獲得するという大ヒットを記録した。クレジットされていないが、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮として参加しており、D・J・カルーソーを監督に推薦した。
ストーリー
[編集]主人公ケイルは父親を交通事故で亡くしたショックから自暴自棄になってしまい、ある日学校で教師の一人を殴ってしまう。その罪を問われた彼は、3ヶ月間の自宅軟禁処分を裁判所から言い渡される。足首に監視システムを付けられ、自宅から出ることができなくなった彼は、暇つぶしに近隣住民への覗きを始める。隣の家に越してきたアシュリーや親友のロニーを誘って、覗きに没頭していたある日、裏手に住んでいるターナーが行方不明事件の容疑者ではないかという疑いを持つ。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替
- 父親を交通事故で死なせてしまう。この事故が切っ掛けで素行不良になり教師や母親からも呆れられている。
- 最近引っ越してきた少女。スタイルの良い美少女で水着姿はケールとロニーの目をひいた。
- ケールの親友。ターナーの家宅捜査をさせられるなど貧乏くじを引かされやすい。
- ケールの隣人。1日2回の芝刈りをしている。
- ジュリー - キャリー=アン・モス(深見梨加)
- ケールの母。怠惰な生活をする息子に敢えて厳しすぎる態度をとる。
- ケールの父。交通事故で亡くなる。
- パーカー - ヴィオラ・デイヴィス(上村典子)
- 刑事。素行不良を起こしたケールを担当する。
- グティエレス - ホセ・パブロ・カンティーロ
- 警官。
- その他の日本語吹替:勝田晶子/木村雅史/浦山迅/大西健晴/櫛田泰道/星野充昭/伊藤亜矢子/杉山大/清水みか/小宮山絵理/岬凛/安齋龍太/MAI
- 日本語版制作スタッフ
- 演出:佐々木由香、翻訳:竹本浩子、制作:東北新社
スタッフ
[編集]- 監督: D・J・カルーソー
- 脚本: クリストファー・B・ランドン、カール・エルスワース
- 原案: クリストファー・B・ランドン
- 製作: ジョー・メジャック、E・ベネット・ウォルシュ、ジャッキー・マーカス
- 製作総指揮: アイヴァン・ライトマン、トム・ポロック
- 撮影監督: ロジェ・ストファーズ
- 美術: トム・サウスウェル
- 編集: ジム・ペイジ
- 音楽: ジェフ・ザネリ
- 衣装: マリー=シルヴィ・デヴォー
- 音楽監修: ジェニファー・ホークス
- キャスティング: デボラ・アキラ、メアリー・トリシア・ウッド
その他
[編集]- 題名は「disturb」(妨げる) と「suburbia」(郊外)から。
- 2008年9月、本作はアルフレッド・ヒッチコックの『裏窓』の盗作であるとして、同作の原作の著作権を所有する団体が本作を製作したドリームワークスらを訴えている[2]。2010年に判決が下され、「類似点はあるが、著作権侵害にはあたらない」とされた[3] 。『裏窓』も元々はウィリアム・アイリッシュの同名短編小説が原作である。
関連項目
[編集]- 2007年の映画
- 2007年の日本公開映画
- イーグル・アイ - 2008年公開作。ストーリーなどに繋がりはないが本作と同様の監督・主演・製作総指揮で製作された映画。
参考文献
[編集]- ^ a b “Disturbia (2007)”. Numbers. 2023年6月4日閲覧。
- ^ “S・スピルバーグ、ヒッチコック映画の原作無断使用で訴えられる”. ロイター. トムソン・ロイター (2008年9月9日). 2008年10月5日閲覧。
- ^ “Abend v. Spielberg decision”. 2014年9月18日閲覧。