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ツグミヒタキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ツグミヒタキ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
: ヒタキ科 Muscicapidae
: ツグミヒタキ属 Cossypha
: ツグミヒタキ
C. caffra
学名
Cossypha caffra (Linnaeus1771)
シノニム
  • Dessonornis caffer (Linnaeus, 1771)
和名
ツグミヒタキ
英名
Cape robin-chat

ツグミヒタキ(鶇鶲、学名: Cossypha caffra; : cape robin-chat, cape robin)は、スズメ目ヒタキ科に分類される鳥類

分布

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ウガンダケニアコンゴ民主共和国ザンビアジンバブエスーダンスワジランドタンザニアナミビアマラウイ南アフリカ共和国南スーダンモザンビークルワンダレソトに分布[1]

形態

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生態

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人間との関係

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主にケニア南部に暮らすキクユ人ことばでニャメンディギ(nyamĩndigi)と呼ばれる鳥は本種ないしはその近縁の種であるが、民話にしばしば登場する[2]。民話のなかでもよく知られたものは人間の起源に関するものであり、そのおおまかなあらすじはカメレオンが神の使いとして、人間が永遠に生きることをおもむろに伝えようとしていたところにニャメンディギが現れ、人間は皆死ぬ運命であるということをカメレオンよりも先に告げたというものである[3][4]アフリカのほかの民族からも同様の話が記録されているが、カメレオンは大方共通しているのに対し、もう一方の生物については同じケニアのカンバ人の場合はハタオリドリ[5]、南アフリカのズールー人の場合はサラマンダードイツ語: Salamander[6]というようにぶれが見られる。

脚注

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  1. ^ a b BirdLife International (2016). Dessonornis caffer. The IUCN Red List of Threatened Species 2016: e.T22709791A94222916. https://doi.org/10.2305/IUCN.UK.2016-3.RLTS.T22709791A94222916.en. Downloaded on 05 November 2018.
  2. ^ Benson (1964).
  3. ^ 杜 (2012).
  4. ^ wa-Mungai (2004).
  5. ^ 宮本ら (2004).
  6. ^ von Held (1904).

参考文献

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英語:

  • "nyamĩndigi" in Benson, T.G. (1964). Kikuyu-English dictionary. Oxford: Clarendon Press  NCID BA19787203
  • von Held, T. (1904). Märchen und Sagen der afrikanischen Neger. Jena: H. W. Schmidt's Verlagsbuchhandlung (Gustav Tauscher). pp. 12–13. https://archive.org/details/bub_gb__QsyAQAAMAAJ_2 
  • Mbugua wa-Mungai (2004). "Birth and Death Rituals among the Gikuyu." In Philip M. Peek and Kwesi Yankah (eds.), African Folklore: An Encyclopedia, pp. 53–59. New York and London: Routledge. NCID BA65520167

日本語:

  • 宮本正興中務哲郎稲田浩二「人間はなぜ死ぬか」 稲田浩二 編集代表『世界昔話ハンドブック』三省堂、2004年、176頁。ISBN 4-385-41049-6
  • 「ゲコヨの国に、死がやってきたこと」杜, 由木『空にあがったハイエナ ケニア・キクユの民話集』春風社、横浜、2012年、84-87頁。ISBN 978-4-86110-301-8 

関連文献

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関連項目

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