コンテンツにスキップ

ズレチェ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ズレチェ市
市章
Zreče
Zreče
面積: 67,0km²
市長: Boris Podvršnik
人口
 - 男性
 - 女性
6.245人
3.151人
3.094人
平均年齢: 39,74歳
住宅区域:
 - 世帯数:
 - 家族数:
26,46m²/人
1.977
1.762
労働者:
 - 失業者:
3.102人
325人
平均月収 (2003年8月):
 - 総計:
 - 正味:
 
213.477SIT
138.064SIT
大学生徒数: 195人
スロベニア共和国統計局、2002年度の国勢調査より(*印の項目を除く)

ズレチェ(Zreče)は、スロベニアの市である。スロベニア北東部のポホリェ英語版山地南部、ドラヴィニャ川英語版が形成するDravinjski渓谷に位置している[1][2]。伝統的な地方区分におけるシュタイエルスカ地方にある基礎自治体であり[3]スロベニアの統計上の地方区画英語版ではサビンジャ地方に含まれている[4]。市庁舎は市と同名のズレチェの集落に置かれている[5]

1994年に行われたスロベニアの自治体改革以前はスロヴェンスケ・コニツェ市に含まれていたが、スロヴェンスケ・コニツェ市の85の集落のうちの20の集落が独立して新たにズレチェ市を形成した[6]。ズレチェではこの市の設立に関して行われた住民投票の投票日である5月29日を市の祝日としている[7]

考古学的証拠から紀元前2200年頃には人類の定住があったと見られている。ズレチェに関する最も古い言及は1206年の裁判文書に見られ、また1200年代から1300年代にかけてズレチェの近郊にFreudenberg、Lušperk、Jamnikの3つの城が建てられたことが文献で言及されている[2]。市章は緑色の縁取りを持つ黄色の盾の中に二本の波線が書かれた緑色のハートが置かれた盾形紋章であり、この意匠は1377年の公文書に押されたFreudenberg家の印章に由来している[7]

集落

[編集]

ズレチェには市庁舎の置かれたズレチェの集落の他、以下の26の集落が含まれる。これらの集落のうち、Čretvežの集落はBukovlje pri Stranicah(現Bukovlje)から、Spodnje Stranice、Mala Gora、Polajna、Lipa、ZaborkおよびGornja Vasの6つの集落はStraniceから、いずれもズレチェ市独立後の1998年に分割されて新たに設立された集落である[6]

出典

[編集]
  1. ^ O občini Zreče”. Občina Zreče. 2020年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月6日閲覧。
  2. ^ a b PREDSTAVITEV OBČINE ZREČE”. Občina Zreče. 2021年3月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月6日閲覧。
  3. ^ Občina Zreče”. Kam na izlet - vaš vodnik po Sloveniji (2006年10月23日). 2024年9月29日閲覧。
  4. ^ Municipality Zreče”. スロベニア共和国統計局. 2024年9月29日閲覧。
  5. ^ Vizitka”. Občina Zreče. 2024年5月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月6日閲覧。
  6. ^ a b Vzpostavitev lokalne samouprave v Republiki Sloveniji v številkah. Ljubljana: Statistični urad Republike Slovenije. (2007). p. 153. https://www.stat.si/StatWeb/File/DocSysFile/1290 2024年9月29日閲覧。 
  7. ^ a b Simboli občine”. Občina Zreče. 2024年5月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月6日閲覧。

外部リンク

[編集]