コンテンツにスキップ

スシル・コイララ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スシル・コイララ
सुशील कोइराला
スシル・コイララ
生年月日 1939年8月12日
出生地 ビラートナガル
没年月日 (2016-02-09) 2016年2月9日(76歳没)
死没地 カトマンズ
所属政党 ネパール会議派
ネパールの旗 ネパール連邦民主共和国第6代首相
在任期間 2014年2月11日 - 2015年10月10日
大統領 ラーム・バラン・ヤーダブ
テンプレートを表示

スシル・コイララネパール語: सुशील कोइराला、Sushil Koirala、1939年8月12日 - 2016年2月9日)は、ネパール政治家。2014年から2015年まで、ネパールの首相を務めた。また、2010年から2016年に重い肺炎で亡くなるまでの間、ネパール会議派の総裁も務めた。

コイララは2014年2月9日に議会によりネパールの首相に選ばれた[1]。また、1952年に議会に加わり、様々な役職を経て2010年に総裁となった[2]

生い立ち

[編集]

コイララは、Prasad KoiralaとKuminidi Koiralaの間に、ネパールで2番目に大きなビラートナガルの街で生まれた[2]。コイララは妻を持たず、簡素な生活を送ったことで知られた[3]。政治家一族であるコイララ家の一員として、いずれも元首相のマートリカ・プラサード・コイララギリジャー・プラサード・コイララビシュエシュワル・プラサード・コイララは従兄に当たる[4]

ヘビースモーカーであり、2006年に舌癌、2014年6月に肺癌を患った[5]。そして2016年2月10日12時50分にカトマンズで肺炎のため76歳で死去した[6]。彼の義妹によると、コイララはインドで正式に大学教育を受けたと言うことだが、彼自身は常に自身は非公式な教育しか受けていないと述べていた。

政治家として

[編集]

コイララは、ネパール会議派の社会民主主義的な考え方に共鳴して、1954年に政治の道に入ったが、1960年に政権が変わって以来、16年間インドに政治亡命した。また、1973年にはハイジャック事件に加わったとして3年間インドの刑務所に収監された[7]。亡命中、彼は党の公式機関紙であるTarunの編集を務めた。彼は1979年から党の中央労働委員会のメンバーとなり、1996年に事務局長、1998年に副総裁に指名された[2]

2001年、彼はシェール・バハドゥル・デウバに総裁選で敗れ、2008年にはギリジャー・プラサード・コイララにより総裁代理に指名された。2010年9月22日のネパール会議派の第12回党大会で、彼は総裁に選出された[7]

2013年のネパール制憲議会選挙で、ネパール会議派は第一党となった。彼は議長選挙で194票中105票を集めて前首相のデウバを破り、2014年2月10日に首相に指名された[8][9]。彼の首相在任期間中、政府は2015年ネパール地震への対応の遅れを批判された[10]。この年に歴史的な4大政党の合意も成立し、それは新憲法制定に道を開くものとなった[11]。新憲法発効に伴い、コイララは2015年10月10日に首相を辞任した[12]。彼は再選を目指したが、かつての連立相手であったネパール共産党統一マルクス・レーニン主義派K.P.シャルマ・オリに敗れた[13]

出典

[編集]
  1. “Koirala elected new PM”. The Kathmandu Post 2016年2月10日閲覧。
  2. 1 2 3 Personal Resume”. Nepali Congress. 2012年3月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月10日閲覧。
  3. “Sushil shifts to GPK’s apartment”. The Kathmandu Post. オリジナルの2015年7月22日時点におけるアーカイブ。 2016年2月10日閲覧。
  4. Parashar, Utpal (2016年2月9日). “Nepali Congress looks at future without a Koirala at its helm”. Hindustan Times 2016年2月10日閲覧。
  5. “Nepal PM Sushil Koirala has lung cancer”. BBC News 2016年2月10日閲覧。
  6. Ex-PM Sushil Koirala passes away”. 2016年2月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月10日閲覧。
  7. 1 2 Bhattarai, Kamal Dev (2016年2月10日). “ADIOS SUSHIL DA (1939-2016)”. The Kathmandu Post 2016年2月10日閲覧。
  8. “Koirala elected as NC PP leader”. My Republica 2014年1月26日閲覧。
  9. Ghimire, Binod (2014年1月3日). “For PMship, Koirala to be PP leader first”. The Kathmandu Post 2014年1月7日閲覧。
  10. Subramanian, Samanth (2015年4月30日). “Anger rises in Nepal over government’s response to earthquake”. The National 2016年2月10日閲覧。
  11. Jha, Prashant (2016年2月9日). “Why Sushil Koirala leaves a contested legacy in Nepal”. Hindustan Times 2016年2月10日閲覧。
  12. “Nepal's Koirala resigns as PM and seeks re-election”. Al Jazeera 2016年2月10日閲覧。
  13. “Communist party leader elected as Nepal's new prime minister”. The Guardian 2016年2月10日閲覧。

外部リンク

[編集]
先代
キル・ラージ・レグミ
ネパールの旗 ネパール首相
第6代: 2014年 - 2015年
次代
K.P.シャルマ・オリ