ジム・ラッセル・レーシングスクール
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ジム・ラッセル・レーシングスクール(英:Jim Russell Racing Drivers School )は、イギリスにあった名門レーシングスクール。現在はカナダとアメリカでスクールを開いている。
概要
[編集]開校
[編集]イギリス人レーシングドライバーのジム・ラッセルが、1957年に、イギリスのスネッタートン・モーターレーシング・サーキットで自らの名を冠したレーシングスクールを開校した。
名門
[編集]その後スクールはドニントンパーク・サーキットに移転した。エマーソン・フィッティパルディ、アイルトン・セナ、ジャック・ヴィルヌーヴをはじめとする数人のF1世界チャンピオンを含む多くのトップドライバーを育てた。
1992年の全日本F3チャンピオンのアンソニー・レイドなどの、トップクラスのレーシングドライバーを講師に迎えていた。また、アメリカ、カナダ、日本に分校が存在した。[1]
1998年に、ジム・ラッセル・レーシングスクールを後援していた自動車メーカーのボクスホールが、スクールで使用していた入門用フォーミュラ「フォーミュラ・ボクスホール・ロータス」および「フォーミュラ・ボクスホール・ジュニア」の運営と生産から撤退するなど、モータースポーツへのサポートを縮小。そのあおりを受けてイギリスでのレーシングスクールは閉校した。
現在
[編集]現在は、元々は分校であったアメリカ(シアーズポイント)とカナダ(モント・トレンブラント)がその後を継いでいる。2019年4月、創設者ジム・ラッセルが98歳で死去した[2]。
主な卒業生
[編集]- エマーソン・フィッティパルディ(F1世界チャンピオン)
- アイルトン・セナ(F1世界チャンピオン)
- ジェンソン・バトン(F1世界チャンピオン)
- ジャック・ヴィルヌーヴ(F1世界チャンピオン)
- ジル・ヴィルヌーヴ(F1)
- 井上隆智穂(F1)
- ヤン・マグヌッセン(F1)
- ラルフ・ファーマン(F1)
- 生沢徹(F2)
- 浮谷東次郎(ツーリングカー)
- 式場壮吉(ツーリングカー)
- 多賀弘明(ツーリングカー)
- 三保敬太郎(ツーリングカー)
- 北原豪彦(ツーリングカー)
- ディランタ・マラガムワ(全日本F3000選手権)
- グレッグ・ムーア(CART)
- ジミー・バッサー(CART)
- 坂本祐也(スーパーGT)
主な講師
[編集]- アンソニー・レイド(全日本F3チャンピオン、全日本F3000選手権、ル・マン24時間レース1988年総合3位など)
- タキ上田