ジミー・バッサー

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ジミー・バッサー
Jimmy Vasser
Vasser08gplb.JPG
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1965-11-20) 1965年11月20日(51歳)
活動時期 1992 - 2006, 2008
所属 ヘイホー・コール・レーシング (1992 - 1994)
チップ・ガナッシ・レーシング (1995 - 2000)
パトリック・レーシング (2001)
レイホール・レターマン・レーシング (2002)
アメリカン・スピリット・チーム・ヨハンソン(2003)
PKVレーシング (2004 - 2006)
KVレーシング・テクノロジー (2008)

ジミー・バッサー (Jimmy Vasser, 1965年11月20日 - ) は、アメリカ合衆国の元レーシング・ドライバー。カリフォルニア州カノガ・パーク出身。現在はKVレーシング・テクノロジーの共同オーナー。バッサーは1996年にチップ・ガナッシ・レーシングで4勝を挙げ、その年のCARTシリーズチャンピオンとなった[1]。彼はチャンプカー・シリーズにおける最後のアメリカ人シリーズチャンピオンであった。

経歴[編集]

バッサーのCARTへのデビューは1992年で、その年のインディ500ではルーキーとして予選最速となった[2]。その後彼はトップドライバーへと成長したが、それはCARTとIRLの分離と同時期であったため、その全盛期はインディ500とは無縁のものとなった。

1995年にチップ・ガナッシ・レーシングへ移籍、1996年シーズンには4勝を挙げ、ポイントランキングではトップを走ったが、シーズンチャンピオンは最終戦までもつれることとなった[3]。チームメイトのアレッサンドロ・ザナルディはその年のルーキーオブザイヤーを獲得したが、続く2年間連続してシリーズチャンピオンを獲得し、バッサーよりも好成績を挙げた[4]。ザナルディがF1に転向した1999年、ファン・パブロ・モントーヤがチームメイトとなりシリーズチャンピオンとルーキーオブザイヤーを獲得、バッサーはその年9位に終わった。

チップ・ガナッシでの最終年となった2000年、バッサーはヒューストン戦で勝利したが、これは1998年以来の勝利であった。翌2001年にはパトリック・レーシングに移籍し、2002年にはチーム・レイホール、2003年にはアメリカン・スピリット・チーム・ヨハンソンで出場した。

2004年、彼はダン・ペティットケビン・カルコーベンと共にPKVレーシングの共同オーナーとなり、ドライバーとして出場した[5]。同年CARTにおける連続出場記録を達成する。バッサーは2006年に現役ドライバーを引退し、チームオーナーに専念するようになった。しかしながら2008年には一時復帰してロングビーチ戦に出場し、10位でフィニッシュしている[6]

2006年にバッサーはグランダムロレックス・スポーツカー・シリーズに参戦、3つのレースに出場した。その中にはデイトナ24時間レースが含まれた。2007年にもデイトナ24時間に出場し、9月4日には同シリーズの最終戦、サンチェイサー1000kmに参加すると発表した。2008年5月にもラグナ・セカ戦にクリスチアーノ・ダ・マッタと組んで出場した。

レース成績[編集]

オープンホイール[編集]

CART,チャンプカー・ワールド・シリーズ[編集]

チーム シャシー エンジン 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 順位 ポイント
1992年 ヘイホー・レーシング ローラ シボレー SRF
Ret
PHX
Ret
LBH
7
IND
Ret
DET
POR
Ret
MIL
Ret
NHA
TOR
Ret
MIC
CLE
14
ROA
VAN
Ret
MDO
Wth
NAZ
DNQ
LS
12
22位 8
1993年 SRF
Ret
PHX
3
LBH
Ret
IND
13
MIL
8
DET
Ret
POR
11
CLE
TOR
11
MIC
NHA
9
ROA
VAN
Ret
MDO
Ret
NAZ
10
LS
21
16位 30
1994年 レイナード・94i SRF
4
PHX
5
LBH
Ret
IND
4
MIL
11
DET
Ret
POR
Ret
CLE
Ret
TOR
Ret
MIC
Ret
MDO
14
NHA
7
VAN
15
ROA
Ret
NAZ
13
LS
Ret
15位 42
1995年 チップ・ガナッシ・レーシング レイナード・95i コスワース MIA
8
SRF
Ret
PHX
Ret
LBH
Ret
NAZ
Ret
IND
Ret
MIL
9
DET
2
POR
2
ROA
3
TOR
Ret
CLE
3
MIC
7
MDO
9
NHA
6
VAN
Ret
LS
8
8位 92
1996年 レイナード・96i ホンダ MIA
1
RIO
8
SRF
1
LBH
1
NAZ
7
US5
1
MIL
10
DET
12
POR
13
CLE
10
TOR
8
MIC
9
MDO
2
ROA
6
VAN
7
LS
4
1位 154
1997年 レイナード・97i MIA
3
SRF
12
LBH
9
NAZ
5
RIO
9
GAT
5
MIL
3
DET
4
POR
Ret
CLE
13
TOR
7
MIC
Ret
MDO
5
ROA
8
VAN
2
LS
1
FON
2
3位 144
1998年 レイナード・98i MIA
16
MOT
7
LBH
8
NAZ
1
RIO
6
GAT
4
MIL
1
DET
6
POR
8
CLE
7
TOR
3
MIC
2
MDO
Ret
ROA
9
VAN
Ret
LS
5
HOU
4
SRF
Ret
FON
1
2位 169
1999年 レイナード・99i MIA
4
MOT
12
LBH
10
NAZ
11
RIO
Ret
GAT
10
MIL
4
POR
12
CLE
Ret
ROA
Ret
TOR
8
MIC
9
DET
5
MDO
4
CHI
3
VAN
3
LS
Ret
HOU
Ret
SRF
Ret
FON
5
9位 104
2000年 ローラ B2K/00 トヨタ MIA
4
LBH
3
RIO
2
MOT
Ret
NAZ
7
MIL
13
DET
7
POR
Ret
CLE
8
TOR
9
MIC
Ret
CHI
8
MDO
Ret
ROA
5
VAN
6
LS
8
GAT
7
HOU
1
SRF
3
FON
Ret
6位 131
2001年 パトリック・レーシング レイナード・01i MTY
6
LBH
5
FTW
C
NAZ
4
MOT
5
MIL
Ret
DET
Ret
POR
16
CLE
5
TOR
Ret
MIC
Ret
CHI
14
MDO
Ret
ROA
Ret
VAN
Ret
LAU
15
ROC
7
HOU
11
LS
5
SRF
6
FON
12
12位 77
2002年 チーム・レイホール ローラ B02/00 コスワース MTY
20
LBH
2
MOT
20
MIL
9
LS
8
POR
16
CHI
17
TOR
6
CLE
6
VAN
17
MDO
8
ROA
5
MTL
5
DEN
10
ROC
7
MIA
3
SRF
12
FON
1*
MXC
11
7位 114
2003年 アメリカン・スピリット・チーム・ヨハンソン STP
6
MTY
14
LBH
4
BRH
Ret
LAU
8
MIL
11
LS
8
POR
7
CLE
13
TOR
13
VAN
Ret
ROA
9
MDO
15
MTL
Ret
DEN
11
MIA
4
MXC
Ret
SRF
3
FON
11位 72
2004年 PKVレーシング LBH
Ret
MTY
Ret
MIL
4
POR
8
CLE
5
TOR
2
VAN
10
ROA
8
DEN
Ret
MTL
8
LS
Ret
LVG
5
SRF
12
MXC
5
8位 201
2005年 LBH
9
MTY
Ret
MIL
5
POR
6
CLE
6
TOR
4
EDM
11
SAN
Ret
DEN
Ret
MTL
7
LVG
3
SRF
3
MXC
6
6位 217
2006年 LBH
Ret
HOU
MTY
MIL
POR
CLE
TOR
EDM
SAN
DEN
MTL
ROA
SRF
MXC
24位 7
  • *2004年から新ポイントシステム

インディ500[編集]

シャシー エンジン スタート フィニッシュ チーム
1992年 ローラ シボレー 28 21 ヘイホー・レーシング
1993年 ローラ フォードコスワース 19 13 ヘイホー・レーシング
1994年 レイナード フォードコスワース 16 4 ヘイホー・レーシング
1995年 レイナード フォードコスワース 9 22 チップ・ガナッシ・レーシング
2000年 Gフォース オールズモビル 7 7 チップ・ガナッシ・レーシング
2001年 Gフォース オールズモビル 12 4 チップ・ガナッシ・レーシング
2002年 ダラーラ シボレー 19 30 チーム・レイホール
2003年 ダラーラ ホンダ 27 26 チーム・レイホール

参照[編集]

外部リンク[編集]

タイトル
先代:
ジャック・ヴィルヌーヴ
CARTシリーズ・チャンピオン
1996
次代:
アレッサンドロ・ザナルディ