ショーバン・バーブ

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ショーバン・バーブ
Sobhan Babu
Sobhan Babu
本名 Uppu Sobhana Chalapathi Rao
生年月日 (1937-01-14) 1937年1月14日
没年月日 (2008-03-20) 2008年3月20日（71歳没）
出生地 イギリス領インド帝国の旗 イギリス領インド帝国 マドラス管区クリシュナ県（英語版）
（現アーンドラ・プラデーシュ州）
死没地 インドの旗 インド タミル・ナードゥ州チェンナイ
職業 俳優
ジャンル テルグ語映画
活動期間 1959年-1996年
配偶者 シャンタクマリ
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ショーバン・バーブ（Sobhan Babu、1937年1月14日 - 2008年3月20日）は、インドのテルグ語映画で活動した俳優[1][2]。フィルムフェア賞 テルグ語映画部門主演男優賞、インド国際映画祭 特別審査員賞（英語版）受賞者[3][4]。「Nata Bushana」の通称で知られている[5]。

生涯[編集]

生い立ち[編集]

ウップ・スーリヤ・ナーラーヤナ・ラオの息子として生まれ、3人の姉（ダーナランガ、ジャーンシー、ニルマラ）と1人の弟（サンバ・シヴァ・ラオ）がいる。マイラヴァラーム（英語版）で初等教育、クリシュナ県（英語版）で中等教育を受けた後[1][2]、グントゥールのアーンドラ・クリスチャン大学（英語版）で物理学の学位を取得した。その後はマドラスで法学を学びながら俳優の道に進んだ[6]。

キャリア[編集]

1959年に『Bhaktha Sabari』の撮影に参加するが、その次に参加した『Daiva Balam』が先に公開されたため同作がデビュー作となった[7][8]。その後は国家映画賞 テルグ語長編映画賞（英語版）を受賞した『Sita Rama Kalyanam』『Mahamantri Timmarusu』『Lava Kusa』『Nartanasala』『Desamante Manushuloyi』に出演した[7][9][10]。35年以上のキャリアの中で200本以上の映画に出演しており、代表的な作品として『Veerabhimanyu』『Manushulu Marali』『Tara Sasankam』『Kalyana Mandapam』『Chelleli Kapuram』『Sampoorna Ramayanam』『Sarada』『Manchi Manushulu』『Jeevana Jyothi』『Soggadu』『Kurukshetram』『Mallepoovu』『Gorintaku』『Karthika Deepam』『Mosagadu』『Devatha』『Mundadugu』がある[11]。ロマンティック映画に数多く出演したショーバン・バーブは女性層から高い人気を集め、N・T・ラーマ・ラオ、アッキネーニ・ナゲシュワラ・ラオ、クリシュナと共に「テルグ語映画の四大俳優」に挙げられている[1]。また、『Doctor Babu』での共演をきっかけに、J・ジャヤラリターと5年間交際関係にあった[12]。

1996年に俳優業を引退したが、脚本家のP・ゴーパーラクリシュナンは引退の理由を「彼は若いロマンティック・ヒーローとして、ファンの心の中で生き続けたかった。だから、公の場に姿を見せることをやめたのでしょう」と指摘している[1]。

晩年[編集]

ショーバン・バーブは俳優時代に数千エーカーの土地を購入しており、引退後はチェンナイで不動産経営をしながら余生を過ごした[1][13]。彼は親しい友人たちに不動産の知識を教えて資産形成のための援助をしており、彼の雇用していた運転手はそれによって数千万から数億ルピーの資産形成に成功したという[13]。このほかにムラリ・モーハン（英語版）、チャンドラ・モーハンもショーバン・バーブの協力で資産形成に成功している[13]。

2008年3月20日、ショーバン・バーブはヨーガの最中に心臓発作を起こして倒れ、搬送先の病院で死亡が確認された[1]。

受賞歴[編集]

年 部門 作品名 結果 出典
フィルムフェア賞 南インド映画部門
1975年 テルグ語映画部門主演男優賞 『Khaidi Babayi』 受賞 [14]
1976年 『Jeevana Jyothi』 [15]
1977年 『Soggadu』 [16][17]
1980年 『Karthika Deepam』 [18]
1983年 『Devatha』 ノミネート
1984年 『Mundadugu』
1985年（英語版） 『Sampoorna Premayanam』
ナンディ賞
1969年 主演男優賞 『Manushulu Marali』 受賞 [19]
1971年 『Chelleli Kapuram』 [20]
1972年 『Kalam Marindi』 [21]
1973年 『Sarada』 [22]
1975年 『Jeevana Jyothi』 [23]
インド国際映画祭
1969年 審査員特別賞（英語版） 『Bangaru Panjaram』 受賞 [3][4]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f “Telugu star Shoban Babu passes away”. dna. 2016年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月23日閲覧。
  2. ^ a b Bangaru Panjaram in Venditera Paatalu, Krishnasastri Sahityam, third volume, Vishalandhra Publishing House, Hyderabad, pp.78-82.
  3. ^ a b The Times of India directory and year book including who's who. Times of India Press. (1984) 
  4. ^ a b Sobhan Babu passes away. DNA India. https://www.dnaindia.com/india/report-telugu-star-shoban-babu-passes-away-1157011 
  5. ^ “Sobhanbabu's 100 Days Films List”. CineGoer (2012年9月27日). 2012年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月6日閲覧。
  6. ^ “A star is born after lot of struggle! | Telugu Swag”. teluguswag.com. 2020年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月28日閲覧。
  7. ^ a b “Actor Sobhan Babu passes away” (2008年3月21日). 2023年8月6日閲覧。
  8. ^ “Sobhan Babu's statue unveiled in Kurnool”. The Hindu. (2012年4月16日). オリジナルの2014年2月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140222040941/http://www.thehindu.com/todays-paper/tp-national/tp-andhrapradesh/sobhan-babus-statue-unveiled-in-kurnool/article3318805.ece 2013年5月23日閲覧。 
  9. ^ “Bangaru Panjaram 1969 Telugu Movie Online”. Basthi.com. 2012年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月6日閲覧。
  10. ^ “6th International Film Festival of India”. Directorate of Film Festivals (1976年11月1日). 2017年5月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月2日閲覧。
  11. ^ Ramachandran, T.M. (1973). Film world. 9 
  12. ^ “Sobhan Babu was starstruck by Jayalalithaa”. Deccan Chronicle (2016年12月7日). 2023年8月6日閲覧。
  13. ^ a b c “Shobhan Babu Car Driver Also Earned Crores Of Money”. Telugu Stop.com (2021年12月6日). 2023年8月6日閲覧。
  14. ^ “Sobhan Babu Filmfare Best Actor Award for Khaidi Babai Film” (2022年11月3日). 2023年8月6日閲覧。
  15. ^ The Times of India Directory and Year Book Including Who's who. Times of India Press. (16 December 1978). https://books.google.com/books?id=vmLVAAAAMAAJ&q=Sobhan++jeevana+jyothi 
  16. ^ “1976 Filmfare Telugu Winners” (2022年11月15日). 2023年8月6日閲覧。
  17. ^ India (Firm), Times of (16 December 1980). The Times of India Directory and Year Book Including Who's who. Bennett, Coleman.. https://books.google.com/books?id=bRO2AAAAIAAJ&q=Sobhan+Babu 
  18. ^ Collections. Update Video Publication. (16 December 1991). https://books.google.com/books?id=Q5UqAAAAYAAJ&q=1979+Sobhan+Babu 
  19. ^ “Nandi Awards 1969”. Awards & Winners. 2023年7月30日閲覧。
  20. ^ “Nandi Awards 1971”. Awards & Winners. 2023年7月30日閲覧。
  21. ^ “Nandi Awards 1972”. Awards & Winners. 2023年7月30日閲覧。
  22. ^ “Nandi Awards 1973”. Awards & Winners. 2023年7月30日閲覧。
  23. ^ “Nandi Awards 1975”. Awards & Winners. 2023年7月30日閲覧。

外部リンク[編集]

1972-1980年
1981-2000年
2001-2019年
2020-現在
1964-1980年
1981-2000年
2001-2016年
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