ショートショートの広場

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ショートショートの広場』(ショートショートのひろば)は、講談社から発行されているショートショート集である。なお、2009年刊行分から『ショートショートの花束』と改名。

概要[編集]

狭義には、1978年に「星新一ショートショート・コンテスト」として募集を開始し、マイナー・チェンジを繰り返しながら継続している講談社のショートショート・コンテスト入選作をまとめた、同社から刊行されている同題の単行本、および入選作家によるショートショート競作集「ホシ計画」をいう。1988年には一部の作品が、中華人民共和国江西人民出版社にて翻訳[1]もされた。

広義には、雑誌掲載のみで単行本に収められなかった入選作、および「小説現代」誌、「奇想天外」誌(休刊)、「ショートショートランド」誌(休刊)、「IN★POCKET」誌、「メフィスト」誌にて行われている入選作家によるショートショート競作、さらに1980年NHKラジオ第1放送にて、1990年J-WAVEにて、番組内で朗読された入選作も含む。

刊行一覧[編集]

星新一編[編集]

  • 「ショートショートの広場」(旧版)(表紙=すずき大和)(講談社・1979年)
  • 「ショートショートの広場2」(旧版)(表紙=司修)(講談社・1980年)
  • 「ショートショートの広場3」(旧版)(表紙=長谷川集平)(講談社・1981年)
  • 「ショートショートの広場4」(旧版)(表紙=飯野和好)(講談社・1982年)
  • 「ショートショートの広場5」(旧版)(表紙=真鍋博)(講談社・1983年)
  • 「ショートショートの広場6」(旧版)(表紙=おぼまこと)(講談社・1984年)
  • 「ショートショートの広場 '85」(表紙=桑原伸之)(講談社・1985年)
  • 「ショートショートの広場 '86」(表紙=かわぐちせいこ)(講談社・1986年)
  • 「ショートショートの広場」(新版)(表紙=長谷川集平)(講談社文庫・1988年)
  • 「ショートショートの広場2」(新版)(表紙=長谷川集平)(講談社文庫・1989年)
  • 「ショートショートの広場3」(新版)(表紙=長谷川集平)(講談社文庫・1991年)
  • 「ショートショートの広場4」(新版)(表紙=守谷信介)(講談社文庫・1992年)
  • 「ショートショートの広場5」(新版)(表紙=守谷信介)(講談社文庫・1994年)
  • 「ショートショートの広場6」(新版)(表紙=守谷信介)(講談社文庫・1995年)
  • 「ショートショートの広場7」(表紙=守谷信介)(講談社文庫・1992年)
  • 「ショートショートの広場8」(表紙=守谷信介)(講談社文庫・1994年)
  • 「ショートショートの広場9」(表紙=守谷信介)(講談社文庫・1995年)

阿刀田高編[編集]

  • 「ショートショートの広場10」(講談社文庫・2000年1月)
  • 「ショートショートの広場11」(講談社文庫・2000年8月)
  • 「ショートショートの広場12」(講談社文庫・2001年)
  • 「ショートショートの広場13」(講談社文庫・2002年)
  • 「ショートショートの広場14」(講談社文庫・2003年)
  • 「ショートショートの広場15」(講談社文庫・2004年)
  • 「ショートショートの広場16」(講談社文庫・2005年2月)
  • 「ショートショートの広場17」(講談社文庫・2005年12月)
  • 「ショートショートの広場18」(講談社文庫・2006年)
  • 「ショートショートの広場19」(講談社文庫・2007年)
  • 「ショートショートの広場20」(講談社文庫・2008年)
  • 「ショートショートの花束1」(表紙=和田誠)(講談社文庫・2009年)
  • 「ショートショートの花束2」(表紙=和田誠)(講談社文庫・2010年)
  • 「ショートショートの花束3」(表紙=和田誠)(講談社文庫・2011年)
  • 「ショートショートの花束4」(表紙=和田誠)(講談社文庫・2012年)
  • 「ショートショートの花束5」(表紙=和田誠)(講談社文庫・2013年)
  • 「ショートショートの花束6」(表紙=和田誠)(講談社文庫・2014年)
  • 「ショートショートの花束7」(表紙=和田誠)(講談社文庫・2015年)

その他[編集]

  • 「ホシ計画」(表紙=和田誠)(廣済堂文庫・1999年)
  • 「外国微型小説訳書・日本 理想夫人」(中華人民共和国・江西人民出版社・1985年)

収録作の構成[編集]

星新一ショートショート・コンクール(1979年入選)
  • 応募総数:5,433編…(1)
  • 予選通過:約300編…(2)
  • 「佳作入選」(星新一の選評なし)以上:45編…(3)
  • 「佳作入選」(星新一の選評あり)以上:11編…(4)
  • 「入選作」以上:10編…(5)
  • 「優秀作」:3編…(6)
  • (3)(4)(5)(6)は「ショートショートの広場」(旧版)に収録
  • (5)(6)は「ショートショートの広場」(新版)に収録
星新一ショートショート・コンテスト(1980年入選)
  • 応募総数:6,831編…(1)
  • 予選通過:372編…(2)
  • 「佳作入選」以上:73編…(3)
  • 「入選作」(星先生の選評なし)以上:60編…(4)
  • 「入選作」(星先生の選評あり)以上:16編…(5)
  • 「優秀作」(小説現代に掲載なし)以上:12編…(6)
  • 「優秀作」(小説現代に掲載あり)以上:6編…(7)
  • 「最優秀作」:2編…(8)
  • (4)(5)(6)(7)(8) は「ショートショートの広場2」(旧版)に収録
  • (6)(7)(8) は「ショートショートの広場」(新版)に収録
第一回星新一ショートショート・コンテスト(1981年入選)
  • 応募総数:5,225編…(1)
  • 予選通過:254編…(2)
  • 「入選作」以上:55編…(3)
  • 「優秀作」以上:13編…(4)
  • 「最優秀作」:3編…(5)
  • (3)(4)(5) は「ショートショートの広場3」(旧版)に収録
  • (4)(5) は「ショートショートの広場」(新版)に収録
星新一ショートショート・コンテスト '82(1982年入選)
  • 応募総数:4,315編…・(1)
  • 予選通過:269編…(2)
  • 「選外佳作」以上:69編…(3)
  • 「入選作」以上:54編…(4)
  • 「優秀作」:12編…(5)
  • (4)(5)は「ショートショートの広場4」(旧版)に収録
  • (5)は「ショートショートの広場」(新版)に収録
星新一ショートショート・コンテスト '83(1983年入選)
  • 応募総数:3,616編…(1)
  • 予選通過:149編…(2)
  • 「選外佳作」以上:79編…(3)
  • 「入選作」以上:49編…(4)
  • 「優秀作」以上:11編…(5)
  • 「最優秀作」:1編…(6)
  • (4)(5)(6) は「ショートショートの広場5」(旧版)に収録
  • (5)(6) は「ショートショートの広場」(新版)に収録
星新一ショートショート・コンテスト '84(1984年入選)
  • 応募総数:3,310編…(1)
  • 予選通過:160編…(2)
  • 「選外佳作」以上:67編…(3)
  • 「入選作」以上:48編…(4)
  • 「優秀作」以上:11編…(5)
  • 「最優秀作」:1編…(6)
  • (4)(5)(6) は「ショートショートの広場6」(旧版)に収録
  • (5)(6) は「ショートショートの広場2」(新版)に収録
星新一ショートショート・コンテスト '85(1985年入選)
  • 応募総数:2,715編…(1)
  • 予選通過:151編…(2)
  • 「選外佳作」以上:80編…(3)
  • 「入選作」以上:49編…(4)
  • 「優秀作」以上:12編…(5)
  • 「最優秀作」:1編…(6)
  • (4)(5)(6) は「ショートショートの広場 '85」に収録
  • (5)(6) は「ショートショートの広場2」(新版)に収録
星新一ショートショート・コンテスト '86(昭和61年1986年入選)
  • 応募総数:2,162編…(1)
  • 予選通過:161編…(2)
  • 「選外佳作」以上:63編…(3)
  • 「入選作」以上:52編…(4)
  • 「優秀作」以上:8編…(5)
  • 「最優秀作」:1編…(6)
  • (4)(5)(6) は「ショートショートの広場 '86」に収録
  • (5)(6) は「ショートショートの広場2」(新版)に収録

年譜[編集]

  • 1979年 -『星新一ショートショート・コンクール』の選考を務める。応募総数 5,433編、入選45編。賞は星新一との海外旅行(この回限り)。このコンクール(コンテスト)は、選者を阿刀田高に変え、マイナー・チェンジを繰り返しながら、現在でも継続中である。後に1980年までの作品の一部が、NHK第一放送にてラジオドラマになった。また、1983年までの作品の一部が、芥川龍之介川端康成吉行淳之介らの作品とともに、海外にて翻訳紹介もされた。
  • 1980年 -『星新一ショートショート・コンテスト』の選考を務める。応募総数 6,831編、入選73編。
  • 1981年 -『第一回星新一ショートショート・コンテスト』の選考を務める。第一回であるのは、発表舞台である『ショートショートランド』創刊に合わせたため。応募総数 5,225編、入選55編。この回から授賞式が行われる。会場は、東京・有楽町の交通大飯店。前年の入選者も一部参加。
  • 1982年 -『星新一ショートショート・コンテスト '82』の選考を務める。応募総数 4,315編、入選54編。授賞式会場は、東京・有楽町の交通大飯店。
  • 1983年 -『星新一ショートショート・コンテスト '83』の選考を務める。応募総数 3,616編、入選49編。授賞式会場は、東京・有楽町の交通大飯店。
  • 1984年 -『星新一ショートショート・コンテスト '84』の選考を務める。応募総数 3,310編、入選48編。授賞式会場は、東京・有楽町の交通大飯店。
  • 1985年 -『星新一ショートショート・コンテスト '85』の選考を務める。応募総数 2,715編、入選49編。授賞式会場は、東京・有楽町の交通大飯店。
  • 1986年 -『星新一ショートショート・コンテスト '86』の選考を務める。応募総数 2,162編、入選52編。授賞式会場は、東京・有楽町の交通大飯店(と思われる)。前年までの入選者も一部参加。授賞式は、この回にて終了。
  • 1986年 -『小説現代』10月号から『小説現代ショートショート・コンテスト』の選考開始。病気のための休止時期も含み、1996年12月号までが星新一の担当だった。

脚注[編集]

  1. ^ 川端康成星新一芥川龍之介などの作品も含み、「日本ショートショート傑作選」の性格を持つアンソロジー

関連項目[編集]