サワフタギ

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サワフタギ
Symplocos sawafutagi 2.JPG
福島県中通り地方 2009年9月
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : ビワモドキ亜綱 Dilleniidae
: カキノキ目 Ebenales
: ハイノキ科 Symplocaceae
: ハイノキ属 Symplocos
: サワフタギ S. sawafutagi
学名
Symplocos sawafutagi Nagam.
シノニム
  • Symplocos chinensis (Lour.) Druce var. leucocarpa (Nakai) Ohwi f. pilosa (Nakai) Ohwi
  • Symplocos chinensis (Lour.) Druce subsp. pilosa (Nakai) Kitag.
和名
サワフタギ(沢蓋木)

サワフタギ(沢蓋木、学名:Symplocos sawafutagi)はハイノキ科ハイノキ属落葉低木。別名、ルリミノウシコロシニシゴリ

特徴[編集]

樹高は2-4mになり、は灰褐色でよく分枝し、樹皮が縦に裂ける。は単葉で互生し、形は倒卵形から楕円形、長さ4-7cm、幅2-3.5cm、先端は急に短くとがり、基部はくさび状に細くなり、葉柄は長さ3-8mmになる。葉の表面にはまばらに圧毛があってザラザラし、裏面の葉脈に毛が生え、縁には先が内曲した細鋸歯がある。

花期は5-6月。若枝の先端に円錐花序をつける。は径7-8mmの白色で、花冠は5深裂する。雄蕊は多数あり、花冠より長い。果実はゆがんだ卵形で長さ6-7mmになり、熟すと藍色がかった瑠璃色になる。

分布と生育環境[編集]

日本では、北海道、本州、四国、九州に分布し、山地の沢や湿地などの湿り気のある場所に生育する。アジアでは朝鮮、中国に分布する。

ギャラリー[編集]

雄蕊は花冠より長い。 
果実 

品種、変種[編集]

  • シロミノサワフタギ Symplocos sawafutagi Nagam. f. leucocarpa (Nakai) -果実が白く熟す。
  • オクノサワフタギ Symplocos sawafutagi Nagam. var. terrae-nivosae Baba -本州の日本海側に分布し、葉に毛がない。

参考文献[編集]