サブライム (バンド)
サブライム Sublime | |
---|---|
出身地 |
![]() カリフォルニア州ロングビーチ |
ジャンル | スカパンク、レゲエ、ダブ |
活動期間 | 1988年 - 1996年 |
レーベル | MCA、スカンク・レコード |
共同作業者 |
ロング・ビーチ・ダブ・オールスターズ ロング・ビーチ・ショートバス アイズ・アドリフト グウェン・ステファニー |
Sublime(サブライム)は、アメリカ合衆国のロックバンド。パンクにレゲエ、スカ 、ダブ 、ヒップホップなどを取り込んだ独特のサウンドで90年代のアメリカで支持されたが、中心人物のブラッド・ノウェルがヘロインの過剰摂取で死亡したことにより解散した。
来歴[編集]
1988年、カリフォルニア州のロングビーチで結成された。メンバーは、ボーカル・ギターのブラッドリー・ジェイムス・ノウェル、ベースのエリック・ウィルソン、そしてドラムスのバド・ゴウの3人。このトリオ編成は解散まで一貫して不変であった。
地元でのライヴを繰り返すことでしだいにカリフォルニア州内での人気を高めた彼らは、1992年にデビューアルバム『40オンス・トゥ・フリーダム』をブラッドのレーベル「スカンク・レコード」からリリース。同作に収録された『デート・レイプ』は地元のラジオ局で頻繁に流され、アルバムの人気を後押しした。続く1994年の二作目の実験的なアルバム『ロビン・ザ・フッド』も好評で、バンドはメジャーレーベル、MCAレコードとの契約を勝ち取った。
1996年2月、三作目となるアルバム『サブライム』のレコーディングを開始。アルバムも完成し、リリースを約二か月後に控えた5月のある日、ブラッドがカリフォルニアのモーテルでヘロインのオーバードースを起こし死亡。遺作となったアルバムはプラチナムを超えるセールスを記録し大成功を収めたが、フロントマンを失ったバンドは人気の絶頂で解散を余儀なくされた。同作に収録された『What I Got』はゲームSaints Row: The Thirdに使用されている。
残されたエリックとバドはロング・ビーチ・ダブ ・オールスターズ、ロング・ビーチ・ショートバスを結成し、その後もいくつかのバンドで音楽活動を続けた。
再結成騒動[編集]
2009年、エリックとバドがサブライムの再結成を発表。新しいシンガー、ローム・ラミレスを迎えてライヴが行われ[1]、サイプレス・ヒル主催のフェスティヴァルにも出演したが、ブラッドの遺族は「サブライム」の名称で活動することに異議を唱えた[2]。
裁判と話し合いの結果、エリック、バド、ロームの3人は「サブライム・ウィズ・ローム」の名義で活動することになった[3]。
ディスコグラフィー[編集]
スタジオアルバム[編集]
- 『40オンス・トゥ・フリーダム』 - 40 Oz. to Freedom (1992)
- 『ロビン・ザ・フッド』 - Robbin' the Hood (1994)
- 『サブライム』 - Sublime (1996)
コンピレーション[編集]
- 『セカンド・ハンド・スモーク』 - Second Hand Smoke (1997)
- 『グレイテスト・ヒッツ』 - Greatest Hits (1999)
ライヴアルバム[編集]
- 『スタンド・バイ・ユア・ヴァン』 - Stand by Your Van (1998)
- 『サブライム・アコースティック~ブラッドリー・ノウェル・アンド・フレンズ』 - Sublime Acoustic: Bradley Nowell & Friends (1998)
ボックスセット[編集]
- Everything Under the Sun - (2006)