コマス・ソラ彗星
彗星 周期彗星の一覧 / 非周期彗星の一覧 |
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発見 | |
発見者 | ホセ・コマス・ソラ |
発見日 | 1926年11月5日 |
符号・別名 | 1944 II; 1952 VII; 1951h; 1961 III; 1960f; 1969 VIII; 1968g; 1978 XVII; 1977n; 1987 XVIII; 1986j; 32P/1926 V1; 1927 III; 1926f; 32P/1935 P1; 1935 IV; 1935c; 32P/1960 VL; 1961 III; 1960f |
軌道要素 - IAUNASA | |
元期 2006年3月6日
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離心率 (e) | 0.5699 |
近日点距離 (q) | 1.834 AU |
軌道長半径 (a) | 4.263 AU |
遠日点距離 (Q) | 6.692 AU |
公転周期 (P) | 8.801 年 |
軌道傾斜角 (i) | 12.9312° |
近日点引数 (ω) | -° |
昇交点黄経 (Ω) | -° |
前回近日点通過 | 2005年4月1日 |
次回近日点通過 | 2014年10月17日 |
コマス・ソラ彗星(32P/Comas Sola)は、軌道周期8.8年の太陽系の周期彗星である。
発見[編集]
コマス・ソラ彗星は1926年11月5日にホセ・コマス・ソラによって発見された。バルセロナのファブラ天文台で小惑星の研究のために口径6インチの望遠鏡で撮影した写真から発見された。彗星の過去の軌道の推移から、発見当初には多くの天文学者が当時失われていたシュピターラー彗星が返ってきたものと考えた。1935年の観測からP. Ramenskyが1911年まで逆行して計算したことにより、1912年5月に木星近傍を通過して軌道が変わり、それまでは近日点距離2.15天文単位、軌道周期9.43年だったと求めた。これにより、シュピターラー彗星との同定は誤りだったことが証明された。
トリビア[編集]
1971年にアルバムAlpha Centauriに収められたタンジェリン・ドリームの初期の作品Fly and Collision of Coma[s] Solaでは、当時木星まで0.73天文単位の距離に接近していたこの彗星がモチーフになっている。
出典[編集]
- ^ “JPL Small-Body Database Browser: 32P/Comas Sola”. Jet Propulsion Laboratory (2006-05-30 last obs). 2010年2月26日閲覧。
外部リンク[編集]
- Orbital simulation from JPL (Java) / Horizons Ephemeris
- Kronk's Cometography: 32P/Comas Solá
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