ゲオルク・ハース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

ゲオルク・フリードリヒ・ハース(Georg Friedrich Haas, 1953年8月16日 - グラーツ)は、オーストリア現代音楽作曲家スペクトル楽派に属する。

略歴[編集]

チャグンスフォアアールベルク州)で育ち、グラーツ音楽大学ゲスタ・ノイヴィルトエレト・イヴァンに作曲を、ドリス・ウルフにピアノを学んだ。1978年より講師として、1989年からは対位法、現代音楽のテクニック、分析、微分音楽序論の准教授として、音楽大学で教えている。ハースはウィーン音楽大学の大学院で2年間フリードリヒ・チェルハに学び、ダルムシュタット夏季現代音楽講習会(1980年、1988年、1990年)とIRCAMのコンピューター・ミュージックのコース(1991年)に参加した。ダルムシュタット夏季現代音楽講習会では2004年に講師として招聘された。彼はザルツブルク音楽祭のフェローシップの支給を受け(1992年 - 1993年)、サンド賞(1992年)、化学・研究・文化大臣から音楽助成金(1995年)、ウイーン市音楽賞(2004年)、アンドラーシュ・ドヴォルスキー賞(2005年)、オーストリア国家大賞(2006年)を受けている。2013年以降、コロンビア大学で作曲クラスの教鞭を執っている。また、ルイジ・ノーノイワン・ヴィシネグラツキーアロイス・ハーバピエール・ブーレーズについての論文が出版されている。グラーツの作曲家集団Die andere Seiteの創設メンバーである。ニューヨーク在住

作風[編集]

ハースのスタイルはミクロポリフォニーミクロインターバルの使用とセリーの響きの追求において、ジェルジ・リゲティを思い起こさせる。「Sieben Klangräume」(2005年)やライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の委嘱による「Traum in des Sommers Nacht」(2008年)など、古典派ロマン派の作品を基にした作、編曲も多い。作品は次の音楽祭のプログラムに取り上げられている:ドナウエッシンゲン現代音楽祭ウィーン・モデルン(ウィーン)、ムジーク・プロトコル(グラーツ)、ヴィッテン現代音楽祭、ハダースフィールド、ロワイユモン、ヴェニス・ビエンナーレパリ秋の芸術祭武生国際音楽祭サントリー音楽財団 サマーフェスティバル、加えてダルムシュタット夏季現代音楽講習会

2008年にパリ・オペラ座においてオペラ「メランコリア」が初演された。

外部リンク[編集]