コンテンツにスキップ

ギフォード講義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ギフォード卿アダム・ギフォード

ギフォード講義(Gifford Lectures)は、年に一度英国北部・スコットランドで開催される学術講義シリーズである。

政治家法律家だったギフォード卿アダム・ギフォード英語版(1820年- 1887年)の遺言によって始められ、創設目的は「最広義の意味における自然神学研究、すなわち神についての知を促進・普及すること」。ギフォード講義を担当することは、英米の学界における最高の栄誉の一つである。

講義は、セント・アンドルーズ大学グラスゴー大学アバディーン大学エディンバラ大学の各・大学で行われ、通常は一つの年度を通じた一連の講義として発表、後に講義記録は編集・出版される。
刊行書は、神学哲学、もしくは宗教科学社会科学も含む)の関係に関する古典的著作となっており、著者たちの主著でもある。日本語訳も多く刊行している。

著名な講義

[編集]

アバディーン大学

[編集]

エディンバラ大学

[編集]

グラスゴー大学

[編集]

セント・アンドルーズ大学

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 2012-13 Gifford Lecture”. Professor Steven Pinker: "The Better Angels of Our Nature: A History of Violence and Humanity". University of Edinburgh College of Humanities and Social Science website. August 4, 2013閲覧。
  2. ^ http://www.giffordlectures.org/lecturers/herbert-butterfield
  3. ^ Gifford Lectures website entry; retrieved: 2013-08-04
  • Stanley Jaki, Lord Gifford and His Lectures: A Centenary Retrospect (1987). Scottish Academic Press, ISBN 0-7073-0465-2.
  • Larry Witham, The Measure of God: Our Century-Long Struggle to Reconcile Science & Religion (2005), HarperSanFrancisco hardcover: ISBN 0-06-059191-9; reprinted as The Measure of God: History's Greatest Minds Wrestle with Reconciling Science and Religion (2006), paperback: ISBN 0-06-085833-8.

外部リンク

[編集]